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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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私が代表をしている「国際willボランティア テラの会」の

主宰者であらせられるk氏のご実家は、北海道の羽幌・・・・

毎日のように、素晴らしい海の幸が届きます。


いつもご相伴に預かる我が家族・・・その中でも

常時いただくのが、昆布・・とっても質がいいんです。

でもって、それをまたちょっとおすそ分けしたりなんか

しちゃって・・・・そうすると、そちらの家の方に、大変

喜ばれて、山椒の葉を頂いたりなんかして、

ふきまで、いただいちゃった。


山椒の若葉をすりこ木で良く摺り、そこに、砂糖・味噌・酒

好みでみりんを入れて更に又よく摺る。そして、なべに取り、

アルコールを飛ばして、冷やして出来上がり・・・・

豆腐田楽、生麩田楽、こんにゃく田楽、若竹とぬたのあえものなんて

合いそう・・・・・


フキも葉っぱごと頂いたので、葉っぱと茎と分けて茹でて、茎は皮を剥き

水につけて、明日煮ようと思います。はっぱは、油揚げなんかと炒め煮

するといいんですって・・・旬の香りのものを生命エネルギー

満ち溢れている時にいただくのは、とても大切な事ですね。


そして、春のこの時期の、香りの葉っぱは、大体血をきれいにします。

よもぎもわらびもふきも、ぜんまいもふきのとうも全部食べましょう。


さて、いつも昆布を頂くk氏には、山椒の葉の味噌和えをお届けいたしました。

お口に合ったかしらん・・・・


明日は、フキを炊きましょう・・・今晩から昆布だしを取っておく事に致します。

それでは、みなさまおやすみなさい。

今日に感謝、そして、明日また・・・おやすみなさい

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さてさて、今日は、体調不良と仕事が重なり、2度も休んでしまった

万葉集の第一人者であらせられる、「中西進」先生の、講座の日。


本日は、絶対行くぞ!と、張り切って、横羽線は、絶対に夕方

三田あたりで、凄く渋滞するので、今日は湾岸線を突っ走って行きました。


風景も気持ちの良い事だし、今日は何だか、クラシックな気分・・・・

ドニゼッティのオペラのソプラノとテノールの二重唱に聞きほれながら、

無事到着!!やっぱり、湾岸線が空いてるわ・・・・


一気に、オペラから、1300年前の万葉集の世界へ・・・しかも

今日は大好きな大伴家持の講座です。


テーマは

「文芸の歴史の上での家持」です。

文学・詩・俳句に、勿論、和歌も好きな私にとって

興味深いお話でありました。


最近の、小説のお話にも、同感!!

泣く様な小説のお話になって、

まだ、私がクリスチャン的であった頃、

読んで泣いた遠藤周作の「侍」が

あります。

「 踏むがよい。お前に踏まれる為に
 
 私は生まれてきたのだ。」

と言う下りで、私はおんおんと泣きました。


この頃は、詩も八重重吉とかが好きだったなぁ・・・・


秋の日の ヴィヨロンの 

ためいきの 身に沁みて 

ひたぶるに うら悲し    上田敏

・・・・・

楽しく実のある、講座はあっという間に過ぎました。

家持は、和と漢の教養を示すというお話にも

引き込まれました。

そうすると、私は「和と洋」か、なんてね・・・・

まだまだ、教養の「き」の字もいきません。


帰りは、また、湾岸線をぶっ飛ばして、

今度は、ショパンのノクターンとマズルカ・・・

アシュケナージの演奏は、おりこうさんすぎて

いまいち、食い足らないけれど・・・

帰りの音楽としては、落ち着いていいなぁと

思っていたところに、

突然、ラベルのボレロが・・・・


これは、ハイウェイを運転する時に聴くのは

良くない!!」絶対に良くない!!

止むことなくひたすらなり続ける、ティンパニーの

たんたたた たんたたた たたたた

の、リズムが否が応にも、テンションを上げてゆく・・・


最後の、パーカッションの盛り上がりにいたっては

事故を起こすかと思いました。

あ~今日も、充実した一日でしたわ。

おやすみなさい・・・ペコ



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北海道や福井県の遺跡から出土した1万1千~1万5千年前の

縄文式土器の焦げ跡に、サケなどの魚を煮炊きしたと見られる

脂質が含まれている事を、日英などの研究チームが見つけた。

農耕が始まる前の土器である。縄文人の暮らしの一端を明らかに

する成果。他に、新潟・福井・長野・鹿児島の13遺跡から、縄文式

土器を集めた。日常的に使用されたのか、儀礼などに使用されたのか

まだはっきりしない。

名古屋大学教授の話>

日本・中国・ロシアなどは、土器の発祥の地と考えられているが、

いつ何のために作られたのかは、よく分かっていなかった。

これまで一般的に考えられていた事だが、「科学的に裏付け」られた。

「研究者の想像」ではなく、直接データーが出てくると納得させられる。

素人のお話>

と言う事は、「研究者の想像」は他にも沢山有り、それは、アカデミズム

か、市井の研究者にも、どちらにも、言えることですよね。

そして、それが「科学的に裏づけ」が取れたときに、その時代の「正しい説」

と言う事になります。でも、それも、新しい「科学的裏づけ」で覆される。

さて、素人としては、どれを、正しい説と考えていいのか・・・・・隣のおじさんが

研究しているのが、「嘘」だと、どうやって断定するの?大学の先生が言う事が

「正しい」とどうやって判断するの?どちらも、「研究者の想像」であり、

「科学的に裏づけ」があったものも、次の時代には、新しい「科学的裏づけ」が

出てくるかもしれない・・・そうなると、世の中は「嘘だらけ」とも言える。

そもそも

「正しい説」とは、何ぞや・・・

誰か、教えてください。

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もし、このCMソングを、知っている人が居たら

大よその世代が、分かる・・・・

いま、考えると、不思議な歌詞だ・・・


まぁ、「春」と言う、季節は

このような不思議感覚が、沸いてくる、と

言いましょうか・・・萌え・・・と、いいましょうか・・・


まぁ、「春」だから、許してね!!


さて、「春」といえば、やはり、「なんてたって、アイドル~」

じゃなくて、「なんてたって、タケノコ」でござんす。

(これも、世代がわかるっちゃ~)


「春」なると、必ず、行き始める野菜屋さん・・と言うか

「春」しか、行かない・・・


毎年、店先で、タケノコを茹でています。


さて、今年も楽しみに、参りました。

最近、何日か通い詰め・・・なのに、

どうも、「タケノコ」を茹でている感じじゃない・・・


大分、年を取ってきたから、疲れてるのかなぁ・・

野菜屋のおばちゃん・・・

さみし~い気持ちで、通り過ぎます。


とうとう、痺れを切らした私は、自分で茹でる事に

しました。勿論、昔から茹でてはいたんですが、

この野菜屋さんを知ってから、毎年、当てに

していたので・・・


朝、5歳の男児を保育園に送った帰り道、

スーパーで、買いました。

フムフム福岡産ね・・・・

普通ね、タケノコを茹でる「米ぬか」は

タダで置いてある所が多いのに、

何と有料だっちゃ!!

50円もするの!!

ぬかづけもしている私としては、

足しぬかで、済ますわよ!!と

強気で家に帰りました。


ところが、何と足しぬかが、無い!無い!

どこを探しても無い!!

仕様が無い、米のとぎ汁で済ませよう・・・・・

タカの爪を、5個も入れちゃって・・・

茹でました。

ちょっと、適当すぎない?

茹でて、割り箸がす~っと通った所で火を消して

ゆで汁が冷えるまで待ちます・・・ハイ

(なんか、タケノコの茹で方教室みたいになってきたわ)


冷えた所で、皮を取って、はしっこを、カリッと食べてみる・・・

タカの爪入れすぎ・・・やはり、米ぬかの方が良く灰汁が

抜けるみたいだわ・・

何事も経験よね・・・


今年は、後、何回茹でようかしらん

・若竹煮
・タケノコとわかめのお澄まし
・タケノコの土佐煮
・タケノコご飯

「春」しか、食べられない沢山の旬の味・・・

無性に、食べたくなるのは、

冬の間に濁った血を、きれいにする為

なのかなぁ~





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時々、ニュース・天気予報以外の

テレビを見ることがある。

その一つに、放送大学がある。


偶然に、興味のある事についての

講義があったりすると、なんとはなしに

見てしまう。


今日は、ザビエルが日本にキリスト教を布教に来た頃

その当時の、長崎県や山口県の音楽、

また、薩摩びわ・筑紫琴などに

グレゴリオ聖歌や、西洋の

楽器や音楽様式の影響を受けているのでは

ないか?と言う講義であった。


一時期、中世・ルネサンス音楽が、大好きだった

時代があったので、つい、見てしまった。


皆川達夫先生や、金沢正剛さんの著書や

レクチャーにも行き

「おらしょ」も、CDで聴いたことがある。


私が、気になったのは、その内容ではなく、

講義する先生のしゃべり方だった。


「今のところ、音楽史や音楽学の中で~と言われていますし

その確固たる証拠もありませんが、賢順がうんぬんかんぬん

して、西洋の、リュートやオルガンまた、和声的な影響を

受けた可能性は、あると思います」


この話からすると、この先生は、日本古来の楽器や、

音楽の中に、西洋のキリスト教音楽の影響は確実にあると

言いたい所を、まだ、証拠も無く、主流派ではないので、

このような言い方になったのだろう。


証拠はただ見つかっていないだけかもしれない。

文献に無くとも、例えば、八橋検校が、西洋の音楽を

偶々耳にして感動し、「六段」と言う曲を作曲したかもしれない。


でも、「時代性の中の立場」上、このような話し方になるのだろう。


その当時の音楽にまつわる事が、全て文献になったり、

ましてや

楽譜や音源になったりしていることは、ありえない。

でも、後の時代の学者達の多くは、

あるものしか認めようとしない。


犯罪で言えば・・・証拠不十分だから・・・・


でも人殺しではないのだから、冤罪には問われないと

思うのだけれど・・・・


突然、「証拠」が出てきたら、ちゃぶ台(古いねぇ)を、ひっくり返すように

諸説が変わるのである。いや、あまりに根本的な出来事だと

その土台の上に、成り立つ多くの学者の説は全て、×になるので

権威や権力によって揉み消されるかもしれない。


だから、あらゆることに関しての「今の説」も、不確定要素多数なのだ。

以前、「情報」と言うテーマで書いた事に、通じる話ですが、

「今の説」も、絶対的なものではなく、常に変化して行くのである。


どなたかの偉い先生のお話を聞くのは、とても大切だけれど、

そのお話を、「自分の感性」と言うフィルターを必ず通して受け入れる事が

大切だと思う。

大先生も、最初は「ひらめき」なのだから・・・

証拠や証明は後から付いてくるのです・・・・なんちゃって、

あなた、何様よ!!







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