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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ ひくまのに にほふはりはら いりみだれ ころもにほはせ たびのしるしに 

★ 引馬野に 美しく色づいている榛原の中に分け入って、さぁ、みなさん衣を染めなさい・・・

   旅の記念に・・・・

                                               巻1-57

■ 何処にか 船泊てすらむ 安礼の崎 漕ぎ廻み行きし 棚無し小船

■ いづくにか ふなはてすらむ あれのさき こぎたみいきし たななしをぶね

■ 今はどこの津に舟泊まりしているのだろうか。

  安礼の岬を めぐって漕ぎ去ったあの浅い小船は・・・・・

                                                 巻1-58

▲ ながらふる 妻吹く風の 寒き夜に わが背の君は 独りか寝らむ

▲ ながらふる つまふくかぜの さむきよに さがせのきみは ひとりかねらむ

▲ 旅をして長く日もたち、衣服の端を吹く風も寒い夜を、あなたは独りで

  寝ていらっしゃるのでしょうか?

テーマは旅ですね・・・

万葉の旅とはどのようなものであったか・・・想像も付きません。

車も電車も新幹線も飛行機も無い時代の、陸路なら馬か徒歩・・・

想像を絶しますね・・・飛行機でびゅ~んなぁんて、あちらも想像がつかないことでしょう。

それでも、想像させていただければ、軽々しい旅はなかったでしょう。

官吏たちが、それぞれの単身赴任先に向かうとしばらく自分の家には戻れない、そして、勿論

余程の位の人でなければ、奥さんを連れてはいけません。

死ぬ事だってありえます。

まァ今だって同じでしょうけれど・・多分覚悟が違うんじゃないでしょうか?

覚悟が違うからこそ、詠む歌も違いますよね・・・

淋しさ・・・孤独・・・故郷・・・そのような思いに溢れています。

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10日の木曜日、地元ミニコミ誌の、取材が終わって、自宅に戻った。

それまでは、ピンピンしていたのに、やけに寒い。

なぜこんなに急に温度が下がったのと思い、窓閉めたり、戸を閉めたりしていた。

何をしても、寒い・・・・・・そう・・私が寒気を感じていたのでした。いわゆる、悪寒というやつです。

寒くて寒くて、だんだん意識が朦朧としてきました。

これは、「やばい」と思い、急ぎ病院へ・・・インフルエンザかなと思いましたが、

陽性反応もでない・・・

まぁ、ひとまず、薬をもらって、朦朧とした意識の中、車を運転して帰りました・・・こわっ

横になってからは記憶も定かでありません。

吐き続けて、最後は胃液が出てきました。

人間の体にはこんなに苦いものが入っているの・・・?

翌朝、うんうんとうなされ続けて、八度八分・・・ところが・・・・・

昼間には七度七分・・・夕方には七度三分・・・夜には、六度六分

今朝にいたっては、六度二分・・・一体全体これって、なんだったの?

というわけで、12日土曜日の今朝はピンピン!!

というわけで、ブログ一日お休みしてしまいました。

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本日は、チャリティーコンサートに出演いたしました。

デジカメも買って、写真も撮ったので、今までのコンサート共に、フォトギャラリーに編集して、

掲載していきたいと思っております。

乞うご期待!!

昨日までうなされていた私・・・今日はなんとか本番に乗れるかなぁ・・・もしかしたらだめかも・・

・・・とか、思っていました。

本番に立ったら、なんとパワーアップした私・・・・・・・・・

リサイタルではなかったので、歌い足りなかったのか、

本番終わって、更に一時間近く歌っておりました・・・こわぁい・・・私って・・・

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★ あさもよし きひとともしも  まつちやま いきくとみらむ きひとともしも

★紀の国の人は羨ましい事だ・・・真土山を行きも帰りも見ているのだろう・・紀の国の人は、

 羨ましいことです。 (あさもよしは、紀伊人の枕詞)  巻1-55


■ 河の辺の つらつら椿 つらつらに 見れども飽かず 巨勢の春野は

■ かわのへの つらつらつばき つらつらに みれどもあかず こせのはるのは

■ かわのほとりの つらつら椿は いくらみても飽きない・・・巨勢の春野は・・・飽きないことよ 

                                     巻1-56

また、こんなんでました!!

つらつら椿  つらつらにぃ・・・ほんと、ヒップホップとかできそう・・・・なんちゃって・・・

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★ こせやまの つらつらつばき つらつらに みつつおもはな こせのはるのを

★ 巨勢山のつらつら椿を、その通称ごとくつらつらとみては賛美したいものですね・・・・・

  ・・・・巨勢山の春の野を 

                                                巻1-54

つらつらつばき・・・って何か宮廷で流行っていたんじゃないかしらん・・・だって、この後も

似たような歌が出てきます。

今なら、盗作だとか著作権がとか、ややこしいことを言われそうだけれど、万葉はこのようなことも

おおらかで、人のいいとこ真似っこしようという感じかな・・・いいですね。

つらつらつばき、つらつらにぃ・・・なんてリズムに乗って踊れそう・・・

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