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★ やすみしし 我ご大君は み吉野の 秋津の小野の
野の上には 跡見据ゑ置きて み山には 射目立て渡し
朝猟りに 鹿猪踏み起こし 夕猟りに 鳥踏み立て
馬並めて み猟りそ立たす 春の茂野に
★ やすみしし わごおおきみは みよしのの あきつのをのの
ののへには とみすえおきて みやまには いめたてわたし
あさかりに ししふみおこし ゆふかりに とりふみたて
うまなめて みかりそたたす はるのしげのに
★ 安らかにこの国をお治めになるわが大君は、み吉野の
小野の野の近くの獣の通った道を調べて、み山では
鳥や獣を射るために隠れる場所を渡して、朝の猟りには
鹿や猪を踏み入って追い立て、夕方になると、鳥を
踏み入っては追い立て、馬を並べて猟りの場にお出ましに
なる、春草の茂る野に・・・・
巻6-926 山部宿禰赤人
野の上には 跡見据ゑ置きて み山には 射目立て渡し
朝猟りに 鹿猪踏み起こし 夕猟りに 鳥踏み立て
馬並めて み猟りそ立たす 春の茂野に
★ やすみしし わごおおきみは みよしのの あきつのをのの
ののへには とみすえおきて みやまには いめたてわたし
あさかりに ししふみおこし ゆふかりに とりふみたて
うまなめて みかりそたたす はるのしげのに
★ 安らかにこの国をお治めになるわが大君は、み吉野の
小野の野の近くの獣の通った道を調べて、み山では
鳥や獣を射るために隠れる場所を渡して、朝の猟りには
鹿や猪を踏み入って追い立て、夕方になると、鳥を
踏み入っては追い立て、馬を並べて猟りの場にお出ましに
なる、春草の茂る野に・・・・
巻6-926 山部宿禰赤人
■■■■■■
★ やすみしし わご大君の 高知らす 吉野の宮は
畳づく 青垣隠り 川次の 清き河内そ 春べは
花咲きををり 秋されば 霧立ち渡る その山の
いやますますに この川の 絶ゆること無く
ももしきの 大宮人は 常に通はむ
★ やすみしし わごおほきみ たかしらす よしののみやは
たたなづく あおがきごもり きよきかふちそ はるべは
はなさきををり あきされば きりたちわたる そのやまの
いやますますに このかわの たゆることなく
ももしきの おおみやびとは つねにかよはむ
★ あまねく国土をお治めになるわが大君が、高々とお治めになる
吉野の宮は 重なり合った美しく青垣のような山々に
囲まれて、川の流れの清き河内であることです。
春には山に花々が咲きあふれ、秋には霧が立ちこめる
その山が一層神々しく、この川が絶えることが無いように
ももしきの大宮人は 変わることなく通うのであろう
★ やすみしし わご大君の 高知らす 吉野の宮は
畳づく 青垣隠り 川次の 清き河内そ 春べは
花咲きををり 秋されば 霧立ち渡る その山の
いやますますに この川の 絶ゆること無く
ももしきの 大宮人は 常に通はむ
★ やすみしし わごおほきみ たかしらす よしののみやは
たたなづく あおがきごもり きよきかふちそ はるべは
はなさきををり あきされば きりたちわたる そのやまの
いやますますに このかわの たゆることなく
ももしきの おおみやびとは つねにかよはむ
★ あまねく国土をお治めになるわが大君が、高々とお治めになる
吉野の宮は 重なり合った美しく青垣のような山々に
囲まれて、川の流れの清き河内であることです。
春には山に花々が咲きあふれ、秋には霧が立ちこめる
その山が一層神々しく、この川が絶えることが無いように
ももしきの大宮人は 変わることなく通うのであろう