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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ かつしかの ままのてこなが ありしかば

    ままのおすひに なみもとどろに


★ 葛飾の真間の手児奈がいたので、

  真間の磯辺に波が轟き寄せる様に

  人が騒ぎ立てたことです。

       巻14-3385   東歌

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★ かつしかの ままのてこなを まことかも

     われによすとふ ままのてこなを


★ 葛飾の真間の手児奈を、本当かどうか・・・

   私に思いがあると言う噂があるらしい・・・

   真間の手児奈の事を・・・

          巻14-3384   東歌


手古奈、手児名、手児奈・・・いろいろ漢字の当て字があります。

お好みで・・・・・

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はんか>

★ かつしかの ままのいりえに うちなびく

     たまもかりけむ てこなしおもほゆ


★ 葛飾の、真間の入り江に靡いている

   美しい藻を刈ったと言う、手児名のことが

   思われてなりません。

       巻3-433   山部宿禰赤人


手児名は、名前とも、総称とも言われており、この話から

雨月物語 (上田秋成)の第3話(浅芽が宿)が

書かれたとも言われている。



   

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はんか>

★ われもみつ ひとにもつげむ かつしかの

     ままのてこなの おくつきどころ


★ 私も、確かに見た。人にも語り伝えよう・・・

  葛飾の真間の手児名のお墓の事を・・・・

       巻3-432    山部宿禰赤人

  真間とは、地名・・・真間川・真間山などある。手児名が入水自殺を

  したと言うのは、この真間川とも言われる。

  縄文時代はこのあたりは、海でした。

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★ 古に ありけむ人の 倭文幡の 帯解き交へて

   臥屋建て 妻問ひしけむ 勝鹿の 真間の手児名が 

   奥つ城を こことは聞けど 真木の葉や 茂りたるらむ

   松の根や 遠く久しき 言のみも 名のみもわれは

   忘らえなくに


★ いにしへに ありけむひとの しつはたの おびときかへて

  ふせやたて つまどひしけむ かつしかの ままのてこなが

  おくつきを こことはきけど まきのはや しげりたるらむ

  まつのねや とおくひさしき ことのみも なのみもわれは

  わすらえなくに


★ 昔、いたという男が、日本古来の単純素朴な粗末な織りの
 
  帯を解き交わして、竪穴式の屋根の低い妻屋を作り、妻問い

  したと言う、葛飾の真間の手児名のお墓はここと聞いたが、

  真木の葉が茂ってしまったのか・・・松の根のように遠く久しい

  話になってしまったのか・・・言い伝えだけでも、その名前だけ

  でも、私は、忘れられないことです。

       巻3-431     山部宿禰赤人


今では、立派な霊堂が建てられ、真間稲荷神社の中に真間の手児名

霊堂が建てられている。昨年、そのお祭りで歌わせて貰った。

今では、地元の方から、大切に守られている。

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