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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ わがせこを なこしのやまの よぶこどり

      きみよびかえせ よのふけぬとに



★ 私のいとしい人を 呼び返すと言う なこしの山の呼子鳥よ

  どうか呼び返してください・・・・夜の更けないうちに

     巻10-1822     作者不詳  

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★  はるがすみ ながるるなへに あをやぎの

    えだくひもちて うぐひすなくも


★春霞の流れる折も折、青柳の枝を持って 鶯が鳴いている


      ★10ー1821    作者不詳

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★ うめのはな さけるおかへに いえをれば 

     ともしくあらず うぐひすのこえ


★ 梅の花が咲いている、岡のほとりに住んでいるので

   鶯の鳴き声を十分に聞けて、寂しくもありません。

         
          巻19-1820   不詳

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★ うちなびく はるたちぬらし わがかどの   

    やなぎのすえに うぐひすなきつ


★ 季節の霊威を感じる春になったらしい。我家の門の

  柳の枝先で鶯が鳴いた・・・・

     巻10-1819    不詳

うちなびく・・・何か生命が生まれてくる季節の勢いを感じさせる言葉ですね

春がたつ・・・というのも、そんな感じがします。

そして、柳・・・まさに春来たり・・・というところでしょうか??

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★ こらがなに かけのよろしき あさづまの

     かたやまきしに かすみたなびく


★ いとしいあの子につけて呼ぶのに

  ふさしい朝妻山・・・その切り立った斜面に

  霞がたなびいている。

        巻10-1818  柿本人麻呂和歌集

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