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★ しなが鳥 安房に継ぎたる 梓弓 周淮の珠名は
胸分けの 広き我妹 腰細の すがる娘子の その姿の
きらきらしきに 花のごと 笑みて立てれば
玉桙の 道行き人は 己が行く 道は行かずて
呼ばなくに 門に至りぬ さし並ぶ 隣の君は
あらかじめ 己妻離れて 乞はなくに 鎰さへ奉る
人皆の かく惑へれば 容艶きに 縁りてそ妹は
たはれてありける
★ しながとり あほにつぎたる あづさゆみ
すゑのたまなは むなわけの
きらきらしきに はなのごと えみてたてれば たまほこの
みちゆきひとは おのがゆく みちはゆかずて
よばなくに かどにいたりぬ さしならぶ となりのきみは
あらかじめ おのづまかれて こはなくに かぎさへまつる
ひとみなの かくまとへれば かほよきに
よりてそいもは たはれてありける
★ しなが鳥の安房につづく、梓弓の末ー周淮の珠名は
、胸の豊かな女性で、すがる蜂のように、細くくびれた
腰を持つ娘でした。その姿の美しさは、花が咲いたようで
微笑んで立っていると、玉ほこの道を行く人は、自分が
行くはずだった道を行かずに、呼びもしないのに、娘の
門にやって来た。家続きの隣のあるじは、前もって、妻と
別れて、頼みもしないのに、鍵を奉るほどであった。
日とはみんな、このように惑わされて、美貌にかまけて、
娘は淫らに振舞っていたと言う事である。
巻9-1738 高橋虫麻呂
以前とある、団体でまさに、このような出来事に遭遇しました。
男性は、本当に、この長歌のように、その女性に近づいて行くのです。
全く持って、1300年前と現代の男性諸君も変わっていない・・・・
嘆かわしい・・・
胸分けの 広き我妹 腰細の すがる娘子の その姿の
きらきらしきに 花のごと 笑みて立てれば
玉桙の 道行き人は 己が行く 道は行かずて
呼ばなくに 門に至りぬ さし並ぶ 隣の君は
あらかじめ 己妻離れて 乞はなくに 鎰さへ奉る
人皆の かく惑へれば 容艶きに 縁りてそ妹は
たはれてありける
★ しながとり あほにつぎたる あづさゆみ
すゑのたまなは むなわけの
きらきらしきに はなのごと えみてたてれば たまほこの
みちゆきひとは おのがゆく みちはゆかずて
よばなくに かどにいたりぬ さしならぶ となりのきみは
あらかじめ おのづまかれて こはなくに かぎさへまつる
ひとみなの かくまとへれば かほよきに
よりてそいもは たはれてありける
★ しなが鳥の安房につづく、梓弓の末ー周淮の珠名は
、胸の豊かな女性で、すがる蜂のように、細くくびれた
腰を持つ娘でした。その姿の美しさは、花が咲いたようで
微笑んで立っていると、玉ほこの道を行く人は、自分が
行くはずだった道を行かずに、呼びもしないのに、娘の
門にやって来た。家続きの隣のあるじは、前もって、妻と
別れて、頼みもしないのに、鍵を奉るほどであった。
日とはみんな、このように惑わされて、美貌にかまけて、
娘は淫らに振舞っていたと言う事である。
巻9-1738 高橋虫麻呂
以前とある、団体でまさに、このような出来事に遭遇しました。
男性は、本当に、この長歌のように、その女性に近づいて行くのです。
全く持って、1300年前と現代の男性諸君も変わっていない・・・・
嘆かわしい・・・
私は、「歌手」です。
「万葉歌手」とも、名乗っております。
万葉集の研究者ではありません。
大和言葉の音「おん」が好きで心が落ち着くので、
音楽を専門に勉強した自分の音「おん」への感覚から
万葉集の世界を、表現出来たらと思っています。
それでは、「万葉歌手」と名乗るその心は・・・・・
その心は・・・万(よろづ)の言(こと)の葉(は)を歌う人という意味で付けました。
勿論、万葉集は、大好きで心地よいので、オリジナル曲や即興朗誦で歌いますが
何しろ、「よろづのことのは」で、ございますから、美しい言葉の曲はなんでも
歌います。
今のところ、日本歌曲・歌謡曲・オペラアリア・わらべうた・・・これから、ますます
レパートリーを増やしていこうと思っております。
そして、音・・・音色・・・と言うものを、もっと自分もそして皆様にも感じていただけたら
と思います。
大和言葉の音色・・・・これから、どのように変容して行くのか・・・
自分でも楽しみです。
「万葉歌手」とも、名乗っております。
万葉集の研究者ではありません。
大和言葉の音「おん」が好きで心が落ち着くので、
音楽を専門に勉強した自分の音「おん」への感覚から
万葉集の世界を、表現出来たらと思っています。
それでは、「万葉歌手」と名乗るその心は・・・・・
その心は・・・万(よろづ)の言(こと)の葉(は)を歌う人という意味で付けました。
勿論、万葉集は、大好きで心地よいので、オリジナル曲や即興朗誦で歌いますが
何しろ、「よろづのことのは」で、ございますから、美しい言葉の曲はなんでも
歌います。
今のところ、日本歌曲・歌謡曲・オペラアリア・わらべうた・・・これから、ますます
レパートリーを増やしていこうと思っております。
そして、音・・・音色・・・と言うものを、もっと自分もそして皆様にも感じていただけたら
と思います。
大和言葉の音色・・・・これから、どのように変容して行くのか・・・
自分でも楽しみです。