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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ ささなみの ひらやまかぜの うみふけば

    つりするあまの そでかへるみゆ


★ 楽波(ふるい地名)の比良山下ろしが吹くと

  釣りをしている、海人の袖が翻っているのが

  見えて、とても寒そうである。

    巻9-1715  槐本(つきもと)の歌

   この巻は(氏)だけの記載が続く。

   また、琵琶湖を海と勘違いして

   作られたもの・・・という説もある

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★ ささなみの ひらやまかぜの うみふけば

    つりするあまの そでかへるみゆ


★ 楽波(ふるい地名)の比良山下ろしが吹くと

  釣りをしている、海人の袖が翻っているのが

  見えて、とても寒そうである。

    巻9-1715  槐本(つきもと)の歌

   この巻は(氏)だけの記載が続く。

   また、琵琶湖を海と勘違いして

   作られたもの・・・という説もある

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★ おちたぎち ながるるみずの いはにふれ

    よどめるよどに つきのかげみゆ


★ 激しく落ちて、流れる川の水が、岩にあたり

  淀んでいる水面に、月の影が見えることです。

     巻9-1713

  吉野の離宮に行幸なさった時の歌だが、作者は解らない。

  でも、恋の歌と解釈すると、

  滝と思われる水の流れが、岩でせき止められて

  出口を失っている・・そこに、月の影が見えるというのは、

  激しい思いを止める何かがあり、心が苦しいけれど、

  月に例えて、「想い人」 の姿が心から消えはしない

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★ たぎのうへの みふねのやまゆ

   あきづへに きなきわたるは たれよぶこどり

★ 滝の上の、三船の山を通って、秋津のあたりに来て

   鳴き渡って行くのは、誰を呼ぶ小鳥だろう・・・

      巻9-1713

    吉野の離宮(とつみや)に幸(いでま)しし時の歌二首

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★ あまのはら くもなきよひに 

   ぬばたまの よわたるつきに いらまくおしも

★ 天空広く雲ひとつない夜に、漆黒の夜を

  渡って月が沈んで行く事が、なんと惜しい事か・・・・

       巻9-1712    

  筑波の山に登りて月を詠める一首

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