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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ たまくしげ あけまくおしき あたらよを

     ころもでかれて ひとりかもねむ


★ 美しい箪笥の蓋を明けるのが、とても

   惜しい心地がするような夜を

   あなたの衣から離れて、独りで

   寝るのだろうか・・・・(切ない事だなあ)

      巻9-1693   柿本人麻呂歌集

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★ あがこふる いもはあはさず たまのうらに

     ころもかつぃき ひとりかもねむ


★ 私が恋い慕っているあの人は、逢ってくださらない

   この玉の浦に衣を片方だけ敷いて、独りでねることかなぁ

      巻9-1692   柿本人麻呂歌集

   紀伊国(きのくに)にして 作れる歌 一首目

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★ たびなれば よなかをさして てるつきの

    たかしまやまに かくらくおしも


★ 旅の夜に月の光が闇の中を射して

   高島山に隠れて行くのは惜しいことですね

       巻9-1691 柿本人麻呂歌集

     高島にて作れる歌 二首目

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★ たかしまの あどかはなみは さわくとも

     われはいへおもふ やどりかなしみ

★ 高島の阿渡の川波は、ざわめいている・・・私は

   ひとえに家の事を思う。

   宿りが悲しくて・・・・

       巻9-1690    柿本人麻呂歌集

   高島にて作れる歌

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★ ありそへに つきてこがさね 

     からひとの はまをすぐれば こひしきありなり


★ 荒磯の側にぴったりと付いて漕いでください。

  杏人の浜を、そうやってよく見て過ぎると

  恋しくなるということです。

       巻9-1689   柿本人麻呂歌集

 諸説解釈あり。

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