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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ ありそへに つきてこがさね 

     からひとの はまをすぐれば こひしきありなり


★ 荒磯の側にぴったりと付いて漕いでください。

  杏人の浜を、そうやってよく見て過ぎると

  恋しくなるということです。

       巻9-1689   柿本人麻呂歌集

 諸説解釈あり。

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★ あぶりほす ひともあれやと 

     ぬれぎぬを いえにはやらな たびのしるしに


★ 炎であぶって、乾かしてくれる人などいるものか・・・

   ぬれた衣は、家に持ち帰ろう・・旅の印として・・・

        巻9-1688  柿本人麻呂歌集


   名木河にして作れる歌一首

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★ しらとりの さぎさかやまの まつかげに

    やどりてゆかな よもふけゆくを


★ しらとりの(枕詞)鷺坂山(京都府久世神社の東の坂。宇治への道筋)

   の松の木の陰に、宿って行こう・・・夜も更けてゆくのに・・・

        巻9-1687     柿本人麻呂歌集

    鷺坂にして作れる歌一首

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★ ひこほしの かざしのたまし

    つまこひに みだれにけらし このかわのせに


★ 彦星が頭に挿していた玉、それが妻を恋ひ慕うあまりに

  散り乱れてしまったらしい。この川の瀬に・・・・

      巻9-1686    柿元人麻呂歌集(間人大浦)

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★ かはのせの たぎちをみれば 

     たまもかも ちりみだれたる かはのつねかも


★ 川の瀬の激しく流れ行くさまを見ていると、まるで、

  貴女の美しい裳が、乱れ散り、流れているようだ

  それとも、川の常の情景なのか・・・・

          巻9-1685      間人宿禰


 ・泉河(いづみがは)の辺(へ)にして間人宿禰(はしひとのすくね)の作れる歌

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