万葉歌手辻友子
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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2025/07/23 (Wed)
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春草を 馬昨山ゆ 越え来なる 雁の使ひは 宿り過ぐなり
★ はるくさを うまくひやまゆ こえくなる
かりのつかひは やどりすぐなり
★ 春の草を馬が食う、その昨山(くいやま)を
越えてくるのかしら・・故郷からの雁の使いは
(便りも告げず、)私の旅の宿りを、素通りして行くようだ。
巻9-1708 柿本人麻呂歌集
ゆ→経過を表す。
[1回]
2013/01/31 (Thu)
万葉たまゆら
山背の 久世の鷺坂 神代より 春は張りつつ 秋は散りけり
★ やましろの くせのさぎざか
かみよより はるははりつつ
あきはちりけり
★ 山背の久世の鷺坂には、神代の時代から
春は草木が芽吹き続け、
秋は葉を散らしてきたことです。
巻9-1707 柿本人麻呂歌集
久世社があり、草木を神聖化しています。
民謡から題材を取った物だそうです。
[0回]
2013/01/30 (Wed)
万葉たまゆら
ぬばたまの 夜霧は立ちぬ 衣手の 高屋の上に たなびくまでに
★ ぬばたまの よぎりはたちぬ
ころもでの たかやのうへに たなびくまでに
★ 漆黒の夜に、夜霧が立ち込める。
衣手の高殿に、たなびくほどに・・・・
巻9-1706 舎人皇子
「衣手の高屋」は諸説あります。
[0回]
2013/01/30 (Wed)
万葉たまゆら
冬こもり 春へを恋ひて 植ゑし木の 実になる時を 片待つ我ぞ
★ ふゆこもり はるへをこひて うゑしきの
みになるときを かたまつわれぞ
★ こもりの季節である冬に春に咲く花を慕って
植える木に、実がなる時を、ひたすら待っている
私達です。
巻9-1705 柿本人麻呂歌集
[0回]
2013/01/30 (Wed)
万葉たまゆら
ふさ手折り 多武の山霧 繁みかも 細川の瀬に 波の騒ける
★ ふさたおり たむのやまぎり しげみかも
ほそかはのせに なみのさわける
★ やわわに手折って枝もたわむ・・・・多武山の
霧が濃くて、細川の瀬に霧が立ち込めるからでしょうか。
川音の騒がしい事です。
巻9-1704 柿本人麻呂歌集
舎人皇子に献れる歌二首
[4回]
2013/01/26 (Sat)
万葉たまゆら
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