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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ ももづたふ やそのしまみを こぎくれど

    あはのこしまは みれどあかぬかも

★ 百にも及ぶ、八十の島を漕いで廻って見て来た
  
  けれど、粟の小さな島は、何度見ても飽きないことです。

    巻9-1711      柿本人麻呂


  粟の小島→いくつかの説がある。瀬戸内海の島かも・・・

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★ わぎもこが あかもひづちて うゑしたを

     かりておさめむ くらなしのはま


★ 愛しい子が、赤い裳裾を泥に汚して

  植えた田んぼをの稲を刈って納めた蔵(くら)・・

  その倉(くら)無しの浜よ・・・

      巻9-1710    柿本人麻呂


  赤い裳裾を濡らして、苦労して植えた田んぼの稲

  ・・・・それさえも、倉無し→苦労では無い・・・・土地誉め

 の歌、大分県中津市ではないかとされる。

* ひづちて→濡らして、泥で汚して、

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★ わぎもこが あかもひづちて うえしたを

    かりておさめむ くらなしのはま

★ 愛おしいあの子が、赤き裳裾を濡らして植えた田を
 
   刈り取って収めた倉・・・その倉無の浜よ・・・

      巻9-1710     柿本人麻呂

    
    

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★ みけむかふ みなぶちやまの いはほには

    ふりしはだれか きえのこりたる

★ 大君の食善に供える蜷(みな→タニシの一種)・・南淵山の大岩には

  降った雪がまだらに消えつつ残っている。

     巻9-1709    柿本人麻呂歌集

     弓削皇子に献れる歌一首

 はだれ→まだらに

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私なんぞが、万葉集を紐解かなくても、素晴らしい研究者や

市井の研究家も、沢山いらっしゃるので、最初、書くときは、

とても恥ずかしかった。

けれど、何より、心が落ち着くし、ブログに書くと、書いた!と言う感じがする。

単純!

誰も読んでいなくても・・・・

私は、音楽家なので、大和言葉の音「おん」や、5,7,5のリズムに

関心がある。だから、逆に、沢山の知識が無く、万葉集全部を一通り

読み終えたときに、自分の感性が何を感じ、発見するのか、とても楽しみで

書いている。

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