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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ 然れこそ 年の八歳を 切り髪の

  吾同子を過ぎ 橘の 末枝を

  過ぎて この川の 下にも長く

  汝が情待て

★ しかれこそ としのやとせを きりかみの

  よちこをすぎ  たちばなの ほつえを

  すぎて このかわの したにもながく

  ながこころもて

★ だからこそ、長い年月を、おかっぱ髪の

  吾同子の頃もすぎ、橘の実の赤らむ末枝の

  頃も過ぎる間、私はこの川の川底のように

  ひそかに長く、あなたの気持を待っていました

      巻13-3307

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★ いかにして  こひやむものぞ あめつちの

   かみをいのれど あはおもひまさる

★ どうしたら 恋の苦しさはやむものだろう。

  天地の神を祈るけれど、私は思いはつのることです

      巻13-3306

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★ 物思はず 道行く人も 青山を

  ふり放け見れば つつじ花

  香少女 桜花 栄少女 汝をそも

  われに寄すとふ われもそ

  汝に寄すとふ 荒山の 人し

  寄すれば 寄そるいとぞいふ

  汝が心ゆめ

★ ものおもはず みちゆくひとも あおやまを

  ふりさけみれば つつじはな

  にほえをとめ なんじをそも

  われによすとふ われもそ

  なんじによすとふ あらやまの

  ひとしよすれば よそるとぞいふ

  なんじがゆめ

★ 物思いも泣く道を行き行来、青山を

  ふり仰いで見ると、つつじが花を

  美しい。その花のように匂わしい少女よ。

  そんなに美しいお前こそ、世間では私に

  寄せて言う。私をこそ、お前に寄せてうわさする。

  うれしいのだが、荒山だって人の口が寄せていうと

  寄るようになる、お前の心よ。けっして許しては

  いけない。

       巻13-3305

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★ きかずして もだもあらましを なにしかも

   きみがせいかをひとのつげつる


★ 聞かないで、嘆かずにいたかったものを

  どうしてあの方の姿を人は告げたのか

     巻13-3304

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★里人の われに告ぐらく 汝が恋ふる

 愛し夫 黄葉の 散りまがひたる

 神名火の この山辺から ぬばたまの

 黒馬に乗りて 川の瀬を 七瀬渡りて

 うらぶれて 夫と逢ひきと 人そ告げる


★さとびとの われにつふらく なんじがこふる

 いとしおっと もみぢはのちりまがひたる

 かむなびの このやまべから ぬばたまの

 くうまにのって かわせを ななせわたりて
  
 うらぶれて おっととあいひきを ひとそつげる


★里人が私に告げることには、お前の恋する人いとしい

 黄葉の紛れ散らかっている神名火やまの、このやまの

 あたりから真っ黒な黒馬に乗って、川の瀬を限りなく

 渡っていって人の告げたことです。

     巻13-3303

 


 


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