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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ うつせみの いのちをながく ありこそと

   とまれるわれは いはひてまたむ


★ 現実の命が長くあってほしいと、後に

  残っている私はつつしんで祈りながら待とう

     巻13-3292

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★ み吉野の 真木立つ山に 青く生ふる

  山菅の根も ねもころに わが思ふ君は

  大君の 遣のまにまに 夷離る 国治めにと

  群鳥の 朝立ち行かば 後れたる われか恋ひなむ

  旅なれば 君か思はむ 言はむすべに せむすべ知らに

  述ふ蔦の 行かくの 別のあまた 惜しきものかも


★ みよしのの まきたつやまに あおくおふる

  やますげのねも ねもころに わがもふきみは

  おおきみの あさたちゆかば ひなさかかる

  くにおさめにと むらどりの あさたちゆかば

  おくれたる われかこひなむ たびなれば

  きみかおもはむ  いはむすべに せむsべしらに

  はふつたの ゆかくの べつのあまた おしきものかも


★ み吉野の 真木そびえる 山に青々と生える 山菅の根のように

  ねんごろに 私の思うあなたは、 大神の任命に随って 

  夷に離れた国を治めにと 群がる鳥は朝立つように 行ってしまったら、

  後に残された私は恋慕うだろうなあ。苦しい旅なので、あなたもわたしを

  しのんでくれるだろうか。言いようもなく、どうしようもなく 延う蔦のようか

  ひどく惜しいことよ

             巻13-3291

  

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★ いにしへの かみのときより あひけらし

   いまこころも つねわすらえず


★ 昔の神の時代から、恋人同士には恋に堪えがたく

  逢ってったらしい。今の時代の人の心も、尋常には

  思っていたらしい。

     巻13-3290

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★ 御佩を 剣の池に 薄葉に

  たまれる水の 行方無み たまれ水の

  わがする時に 逢ふべしと 逢ひたる君を

  な寝そと 母聞せども  わが情

  清隅の池の 池の底 われは忍びず

  ただに逢ふまでに


★ みはしを つるぎのいけに はちすはに

  たのまれみずの ゆくへなみ たまれみずの

  わがするときに あふべしを あひたるきみを

  なねそと ははきこせども わがなさけ

  きよすみのいけの いけのそこ われはしのびず

  ただにあふまでに


★ 御佩よ 剣の池に蓮の葉に溜まっている水のように

  行方も知らずあなたを思っている時に、逢おうと言って

  逢ったあなただのに、寝てはいけないとお母さんは

  おっしゃけれども、私の心は清くすんで、清隅の

  池の底のように、じっと堪えられそうもない。
  
  直接お逢いするまでは

      巻13-3289

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★ 大船の 思ひたのみて さな葛

  いや遠長く わが思へを 君に依り手は

  倭文幣を 手に取り持ちて 竹球を

  繁に貫き垂れ 天地の 神をそあが乞う

  いたもすべ無み

★ おおふなの おもひたのみて さなかづら

  いやとおながく わがおもへを きみによりては

  しつぬさを てにとりもちて たけだまを

  しじにつらぬきたれ  あめつちの かみそあがこふ

  いたもすべなみ


★ 大船のように頼りに思い、さな葛ののように一層末長く

  と思っているあなたによっては、人言の災もなくあってほしいと

  と、木綿の襷を肩にとりかけ、斎はいを堀り末、天地の神々に

  恋心のせんすべもないので

       巻13-3288

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