13日から17日まで、父の最初で最後の個展となった

「お別れ会」以来の福岡でした。

三越も出来、相変わらず、物価も交通費も安く

食べ物は美味しく、人々は明るく、全てが程よい、

品揃えも良く、暮らしやすい町です。

博多山笠の準備が着々と進み、

やはり、地熱の高い町です。


3月にお招きを受ける団体との打ち合わせ等も兼ねて、

充実した毎日を送ることが出来ました。

新たに様々な方との出会いがありました。

有り難いことです。


自分が出来る事を、「行為」し続けることが

出来る「力」を自分が持てるように、努力したい

と、思いました。

どんな小さなことでもよい。

自分が出来る事は、何なのか・・・・

[1回]

　来春の、依頼公演の打ち合わせのため、本日より

福岡に参ります。17日に戻ります。

横浜は、今、紫陽花が美しいですが、

福岡は結構な夏日のようです。

★　あじさゐの　八重咲くごとく　　八つ代にを　

　　　　いませ我が背子　見つつ偲はむ

　　　　　　　　　　　　　　　　

[1回]

ブログに寄せられているコメントや拍手は

必ず目を通して、嬉しく拝読いたしております。

返信が今のところ、出来ませんので、

ホームページの管理人に相談してみます。

ちなみに、私のブログから、様々に引用してくださる事は

一向に構いません。

和歌も寄せて下さる方がいらっしゃるのですが、

返歌が適わず残念な思いでおります。

[1回]

万葉の時代の貴族は、意外にもベットに寝ていました。

女性はツーピース・・・以後、ベットとツーピースが日本に

再び現れたのは、明治になってからなのです。

女性は、髪をアップにして、アクセサリーを沢山つけていました。

今流行のロングストールも身に着けていました。

奈良時代の、上流階級は、肉も良く食べ、チーズや

牛乳なども食していました。

庶民の生活は貧しかったけれど、上流階級の

生活は、現代の私達にかなり近い所があります。

奈良時代で言う「庶民」が居ない現代の日本は、

それだけ国が豊かになり、発展したのでしょう。


1300年前、などと聞くと、何だかもっと原始的な

イメージで捉えそうですが、意外や意外なのです。


恋や親子の愛情も、現代の我々と何ら変わることは

ありません。

一夫一婦制の歴史は明治からですから、まだ140年ほど・・・

日本の2013年の歴史から見ても、まだまだ結婚形態としては

未熟なのです。


万葉集には、ほとばしる様な恋の歌が沢山あります。

お国を守る為に兵隊さんになって、故郷から、

遠く離れて暮らしていた防人の歌もあります。

親が子を思う歌もあります。

友情の歌もあります。

自然の美しさを歌った歌もあります。

どの歌も、今を生きる我々と、遠い感性では

ないのです。


そのように考えると、万葉集も学校のお勉強でなく、とても身近な

ものに捉えることが出来ると思います。

[1回]

「孤悲」とは、万葉集で、「恋」（こひ）に当て字されたものである。

万葉集は、万葉仮名と言って、色々な漢字を宛て字に使っている。

中でも、この宛て字は「恋」の思いを実に見事に表していて、

いい得て妙だと思う。

独りで居ることが淋しくて、悲しい・・・より孤独を感じさせるのが

「恋」だろう・・・

恋だけでなくても、人間とは、行き着くところ、孤独なのだ。

そして、恋は、常日頃はうっかり忘れがちなその事実を

気付かせてくれる、大切な人生の要素だと思う。

[1回]