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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ 風に散る 花橘を 袖に受けて

    君がみ跡と 思ひつるかも

★ かぜにちる はなたちばなを そでにうけて

    きみがみあとと おもひつるかも

★ 風に舞い散る、橘の花びらを袖で受けて

   愛しいあなたの、心の証だと思いましょう

        
 万葉の時代、心はいつも自然と共に在った。

 自然と人間は隔絶されず、対立せず、共に

・・・いや、それは傲慢だ・・・自然の中に

人間は生きていた・・・舞い散る花びらに、思いを写す

袖を振りあうも他生の縁・・と言う言葉もあるように

袖を振る・・・袖で受ける・・と言うのは、魂の写しであった

と思う。

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★ なつののの しげみにさける ひめゆりの

     しらえぬこひは くるしきものそ

☆ 夏の野原のうっそうと繁る、草々の中に

   ひっそりと小さく、しかし、燃え上がるような

   緋色に咲く姫百合の花・・・・その想いの苦しさを

   誰が、知ることでしょう・・・

          石川郎女

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コンサートで歌う万葉集を、随時掲載いたします。

本日は・・・・


★ 恋ひ恋ひて 逢える時だに

    愛しく 言尽くしてよ 長くと思はば

               石川郎女

★ こひこひて あえるときだに

    うるはしく ことつくしてよ ながくとおもはば


☆ あなたの事を慕って、恋焦がれる思いでいます。

   そんな大好きなあなたに逢える時ぐらい、

   ありったけの言葉で、私への愛の言葉を

   囁いてください・・・長くお付き合いしたいと

    思っていらっしゃるのならば・・・・


1300年前も、今も・・・女心の,切な~さよ~

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Aさんが、

「Bさんって、優しい人ね」と言う。

Cさんは、そうかな?普通じゃないかしら?と思う。


優しい人ねと、言われた当のBさんは、

優しくしたつもりは無い・・・・この場合・・・


(前提として、悪意のない会話として)


私は、このように思う。

人間には、やはり、器というのがあって、


例えると、小さな器には、少しの水しか入らない。

大きな器には、沢山の水が入る。

小さな器に、大きな器の水を入れると

溢れて出てしまう。

だから、小さな器に水は少しでも満タンに

なる。


この「水」が例えば「優しさ」と言う名の水だったら、

どうだろう・・・・

小さな器のAさんは、Bさんが、大した意識もなく

普通の行為をしても、「優しさ」と言う水は

すぐいっぱいになる。

Cさんは、Bさんと同じ大きさの器なので、

「優しさ」と言う水も、同じぐらい注いで

ちょうどいっぱいになる。


うまく言えない(いつもだが)けれど、

器がいつも水がなく空っぽの人は

「優しさ」と言う水を沢山注いで欲しいと願うだろう。



そして、大きな器の人が、「優しさ」と言う

水で満タンになったら、あふれ出てくる水を

他の人々に注ぐだろう。大きな器の人なりに・・・


小さな器の人も、「優しさ」と言う水でいっぱいになったら、

あふれ出てくる水を他の人に注ぐだろう。小さな器の人なりに・・


あふれ出てくる「優しさ」と言う水を、他の人に注げるのは、

繊細な情緒を持つ人間ならではの、「行為」だろう・・・


しかし、悲しいことに最近は、その「当たり前」の事も

「当たり前」でなくなってきている。


とても、悲しいことだ。

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私ごときの文章に、何かを感じていただき

こちらこそ、恥ずかしい限りです。

きっと、kさんの豊かな感受性が

そこまで、深く何かを感じさせたのでしょう・・・・

ブログを通じて交流できるって

すてきですね・・・

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