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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ おくやまの いわもとすげを ねふかめて むすびしこころ わすれかねつも

★ 聖地、奥山の岩の根元に生える菅の根のように深く結ばれ約束を交わしたあなたの心を

  忘れられません。

                        巻3-397    笠女郎(かさのいらつめ)

女郎と書いても郎女と書いても「いらつめ」と呼びます・・・ふしぎ・・・

万葉の時代はこころは全て自然に映し出されます。

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★ しまづたひ みぬめのさきを こぎみれば やまとこひしく たづさはになく

★ 島伝いに敏馬の崎を漕ぎ巡ってくると、大和が恋しいとでもように鶴が沢山鳴いていることです。

                     若宮年魚麻呂誦めり。ただし、未だ作者審(つばひ)らかにせず。

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★ みちのくの まののかやはら とおけども おもかげにして みゆといふものを

★ 陸奥の真野の草原は遠くにあっても,,その名を聞くだけで、面影で見えると言います

                               巻3-396  笠女郎(かさのいらつめ)

恋しいあなたの名を聞くだけで、あなたの面影が見える・・・・・恋とはそういうものですね・・・

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★ つくまのに おふるむらさき きぬにしめ いまだきずして いろにいでにけり

★ 託馬野に生えている紫草で着物を染めて、まだ着てもみないうちに、目に立ってしまった

  ことです。

             巻3-395        笠女郎(かさのいらつめ)

恋心を持ったそのときから、まだ結ばれていないのに、人の目に立ってしまう・・・色にでりけり・・・

我が恋は・・・・という所ですね。

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★ しめゆひて わがさだめてし すみのえの はまのこまつは のちもわがまつ

★ 印を結んで私のものと定めておいた住吉の浜の小さな松は、これから後もずっと私のものだ

                         巻3-394      余明軍(よのみやうぐん)

名前から渡来人の地を引いていると思う。百済系だそうです。大陸の人の発想だと思う。

要するに、少女を我が物にして、これからもずっと、自分のものだと詠っている・・・・

あぁ、イヤだ、イヤだ・・・男って。

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