忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[881]  [882]  [883]  [884]  [885]  [886]  [887]  [888]  [889]  [890]  [891
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
★ こだくは かつてきうえじ ホトトギス

    なきとよめて こひまさらしむ


★ 木を高くは植えない・・・ホトトギスがやってきて

   響き鳴くので いっそう恋心を募らせる

       巻10-1948  夏の雑歌

拍手[0回]

★ あさぎりの やへやまこえて ホトトギス

     うのはなへから なきてこえきぬ


★ 朝霧の幾重にも立ち込める八重山を越えて

   ホトトギスが、卯の花の辺りから、鳴きながら越えて来た

       巻10-1945  夏の雑歌


ホトトギス→霍公鳥 と,参考文献には全て書いてあります。ご了承ください。

 初夏の歌で鳥といえばホトトギスのようである。その数、なんと155種、万葉集の

 中で、動物を詠ったものとしては、最高の数です。自然をい愛しむ歌を多く詠んだ

 高橋虫麻呂は、ホトトギスのことも沢山歌にしています。

 ホトトギスは、本当の親を知りません。混ぜなら、親はほかの鳥の卵に混ぜて

 育ててもらうからです。

 悲しい、悲しい、ホトトギス。

拍手[0回]

★ ふじなみの ちらまくおしみ ホトトギス 

      いまきのおかを なきてこゆなり


★ 波打つように咲いている美しい藤の花が、散ることを惜しんでいるのか

   ホトトギスよ・・・今木の丘を鳴きながら、越えて行くようだ・・・

       巻10-1944  夏の雑歌  

   

拍手[0回]

★ こととはぬ きすらあぢさゐ もろとらが 

      ねりのむらとに あざむかれけり


★ もの言わぬ紫陽花でも、七重八重にも咲くものがある。

   諸弟たちの美辞麗句にまんまとだまされてしまいました

             巻4-0773  大伴家持


以前に書いておりますが、季節に合わせて、記してみました。

土壌の酸性度やアルカリ度によって、色が移ろい行く紫陽花

とても、好きです。

がく紫陽花が、好きでしたが、最近はがくあじさいを母種とした

大輪の紫陽花が主流ですね。でも、とても華やかであり、かつ

気品があり、大輪のあじさいもとても素敵です。

そろそろ、夏・・・今年の紫陽花に、さよなら・・・・

拍手[0回]

★ つくよよみ なくほととぎす みまくほり

    われくさとれり みむひともがも


★ 月夜がよいので、ないているほととぎすを、私も

   みたいものだと、月夜の下で共に草取りする人がいたらよいのに

       巻10-1943  夏の雑歌

拍手[0回]

カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]