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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ ここにありて かすがやいづく あまつつみ

    いでてゆかねば こひつつそをる

★ ここにいると、春日はどのあたりなのか。雨で

  家にこもっていると、外に出て行かないので、

  高円山の黄葉を恋しく思っている。

      巻8-1570  藤原朝臣八束(ふじはらのあそみやつか)

   次の歌で、高円山の黄葉(もみぢ)と解ります。

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★ あめはれて きよくてりたる このつくよ 

     またさらにして くもなたなびき


★ 雨が晴れて、清く照っている美しい月夜・・・

   また、再び雲がたなびいてくれるな・・・

      巻8-1569 大伴家持

     これまでの4首は、天平8年丙子の秋九月に作れリ

「な」 や 「な・・・・そ」 は 禁止の意

月夜の晩は、男女の逢瀬の夜・・・・

なのに、雲が月を隠してしまったら、逢う事が

出来ません。

「さらに」は 再び の意

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★ あまごもり こころいぶせみ いでみれば

    かすがのやまは いろづきにけり

★ 長雨に心が鬱々として籠っていたのだが

   出てみると春日の山は、色づいていた事です

       巻」8-1568 大伴家持

   

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★ くもがくり なくなるかりの ゆきていむ

   あきたのほたち しげしくおもほゆ


★ 雲に隠れて、鳴いているらしい雁が行って

   いる秋の田の穂が茂り、貴女の事が

   繁く思われることだよ

       巻8-1567 大伴家持

 秋の歌 4首

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★ ひさかたの あままもおかず くもがくり

    なきそゆくなる わさだかりがね


★ 遠い天の彼方から、雨の晴れる日も無く

  雲に隠れて鳴いているようだ。早稲田を刈る

  、その雁がねは・・・・

       巻8-1566   大伴家持

   秋の歌4首の一首目です。

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