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★ かむなづき しぐれにあへる もみちばの
ふけばちりなむ かぜのまにまに
★ 神無月の時雨にあって色づいた黄葉は
風が吹いたら散ってしまうのだろう・・・
風の吹くがままに・・・・
巻８－１５９０ 大伴宿禰池主
（おほとものすくねいけぬし）
ふけばちりなむ かぜのまにまに
★ 神無月の時雨にあって色づいた黄葉は
風が吹いたら散ってしまうのだろう・・・
風の吹くがままに・・・・
巻８－１５９０ 大伴宿禰池主
（おほとものすくねいけぬし）
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★ つゆしもに あへるもみちを たおりきて
いもはかざしつ のちはちるとも
★ 露霜にあって、色づいた黄葉を手折ってきて、
あの人は挿頭にしたので、もう散ってもよいです。
巻８－１５８９ 秦許遍麻呂（はたのこへまろ）
いもはかざしつ のちはちるとも
★ 露霜にあって、色づいた黄葉を手折ってきて、
あの人は挿頭にしたので、もう散ってもよいです。
巻８－１５８９ 秦許遍麻呂（はたのこへまろ）
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★ ならやまを にほはすもみち たをりきて
こよひかざしつ ちらばちるとも
★ 奈良山を美しく彩る黄葉を、手折ってきて
今夜、挿頭にしました。散るならば散るが良い・・・
巻８－１５８８ 三手代人名（みてしろのひとな）
こよひかざしつ ちらばちるとも
★ 奈良山を美しく彩る黄葉を、手折ってきて
今夜、挿頭にしました。散るならば散るが良い・・・
巻８－１５８８ 三手代人名（みてしろのひとな）
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★ あしひきの やまのもみちば こよひもか
うかびゆくらむ やまがはのせに
★ あしひきの 山の黄葉は、今夜もまた浮かんで流れて
行くのだろうか・・・・・山川の瀬に・・・・
巻８－１５８７ 大伴宿禰書持
（おほとものすくねふみもち）
大伴家持の弟です。
うかびゆくらむ やまがはのせに
★ あしひきの 山の黄葉は、今夜もまた浮かんで流れて
行くのだろうか・・・・・山川の瀬に・・・・
巻８－１５８７ 大伴宿禰書持
（おほとものすくねふみもち）
大伴家持の弟です。
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★ もみちばを ちらまくおしみ たおりきて
こよひかざしつ なにかおもはむ
★ 黄葉が散ってしまうのが、惜しいので
手折り持ってきて、今夜挿頭にした。
何を思うことがあろうか・・・・
巻８－１５８６ 県犬養宿禰持男
（あがたのいぬかひのすくねもちを）
こよひかざしつ なにかおもはむ
★ 黄葉が散ってしまうのが、惜しいので
手折り持ってきて、今夜挿頭にした。
何を思うことがあろうか・・・・
巻８－１５８６ 県犬養宿禰持男
（あがたのいぬかひのすくねもちを）
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