忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[848]  [849]  [850]  [851]  [852]  [853]  [854]  [855]  [856]  [857]  [858
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
★ つまこひに かなくやまへの あきはぎは

    つゆしもさむみ さかりすぎゆく


★妻を慕って、牡鹿が鳴く山辺に咲く秋萩は

  露霜が寒々として、もう盛りが過ぎていくのでしょう。

      巻8-1600    内舎人石川朝臣広成

             (うどねりいしかはのあそみひろなり)

拍手[0回]

★ さをしかの むなわけにかも 

    あきはぎの ちりすぎにける さかりかもいぬる

★ 牡鹿が胸で押し分けたからだろうか・・・・秋萩がすっかり

   散ってしまった。それとも、盛りを過ぎたのだろうか・・

       巻8-1599  大伴宿禰家持

    この上、三首は、天平十五年(743年)
  
   秋8月(旧暦)に自然の風景を見て作った。

拍手[0回]

★ さをしかの あさたつのへに あきはぎに

    たまとみるまで おけるしらつゆ

★ 牡鹿が朝立っている、野辺の、秋萩に

  美しい玉のような、白露が置いている。

      巻8-1598   大伴宿禰家持

拍手[0回]

★ あきののに さけるあきはぎ あきかぜに

    なびけるうへに あきのつゆおけり


★ 秋の野に 咲いている秋萩が秋風に揺れて

  靡いている、その上に、秋の露が置いている

     巻8-1597  大伴宿禰家持

  ここでは 「秋」を四つ、「同字」を並べる技法は、

   日本最古の漢詩集 「懐風藻」にも、多いそう。

拍手[0回]

★ いもがいへの かどたをみむと うちでこし

    こころもしるく てるつくよかも

★ あの子の家の門口を見ようと思って、やって来た。

   その心の証のように、月の明るい夜です。

     巻8-1596   大伴宿禰家持


   月の明るい夜は、男女の逢会の夜・・・

拍手[0回]

カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]