万葉歌手辻友子
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2025/07/27 (Sun)
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妻恋ひに 鹿鳴く山辺の 秋萩は 露霜寒み 盛り過ぎ行く
★ つまこひに かなくやまへの あきはぎは
つゆしもさむみ さかりすぎゆく
★妻を慕って、牡鹿が鳴く山辺に咲く秋萩は
露霜が寒々として、もう盛りが過ぎていくのでしょう。
巻8-1600 内舎人石川朝臣広成
(うどねりいしかはのあそみひろなり)
[0回]
2012/10/30 (Tue)
万葉たまゆら
さを鹿の 胸分けにかも 秋萩の 散り過ぎにける 盛りかも去ぬる
★ さをしかの むなわけにかも
あきはぎの ちりすぎにける さかりかもいぬる
★ 牡鹿が胸で押し分けたからだろうか・・・・秋萩がすっかり
散ってしまった。それとも、盛りを過ぎたのだろうか・・
巻8-1599 大伴宿禰家持
この上、三首は、天平十五年(743年)
秋8月(旧暦)に自然の風景を見て作った。
[0回]
2012/10/29 (Mon)
万葉たまゆら
さを鹿の 朝立つ野辺に 秋萩に 玉と見るまで 置ける白露
★ さをしかの あさたつのへに あきはぎに
たまとみるまで おけるしらつゆ
★ 牡鹿が朝立っている、野辺の、秋萩に
美しい玉のような、白露が置いている。
巻8-1598 大伴宿禰家持
[0回]
2012/10/29 (Mon)
万葉たまゆら
秋の野に 咲ける秋萩 秋風に 靡ける上に 秋の露置けり
★ あきののに さけるあきはぎ あきかぜに
なびけるうへに あきのつゆおけり
★ 秋の野に 咲いている秋萩が秋風に揺れて
靡いている、その上に、秋の露が置いている
巻8-1597 大伴宿禰家持
ここでは 「秋」を四つ、「同字」を並べる技法は、
日本最古の漢詩集 「懐風藻」にも、多いそう。
[0回]
2012/10/29 (Mon)
万葉たまゆら
妹が家の 門田を見むと うち出来し 心もしるく 照る月夜かも
★ いもがいへの かどたをみむと うちでこし
こころもしるく てるつくよかも
★ あの子の家の門口を見ようと思って、やって来た。
その心の証のように、月の明るい夜です。
巻8-1596 大伴宿禰家持
月の明るい夜は、男女の逢会の夜・・・
[0回]
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万葉たまゆら
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