万葉歌手辻友子
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2025/07/27 (Sun)
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高円の 野辺の秋萩 このころの 暁露に 咲きにけむかも
★ たかまとの のへのあきはぎ このころの
あかときつゆに さきにけむかも
★ 高円の野辺の秋萩は、この頃の明け方の
露を受けて、美しく咲いた事だろう。
巻8-1605 大伴宿禰家持
巻8の「秋の雑歌(ざふか)」を終わります!!次は「秋の相聞」です。
[1回]
2012/10/30 (Tue)
万葉たまゆら
秋されば 春日の山の 黄葉見る 寧楽の都の 荒るらく惜しも
★ あきされば かすがのやまの もみちみる
ならのみやこの あるらくをしも
★ 秋になると、春日の山のもみじが美しい見えることだ。
奈良の都が、荒れていくのは惜しい事です。
巻8-1604 大原真人今城(おほはらのまひといまき)
[0回]
2012/10/30 (Tue)
万葉たまゆら
このころの 朝明に聞けば あしひきの 山呼び響め さを鹿鳴くも
★ このころの あさけにおきけば あしひきの
やまよびとよめ さをしかなくも
★ このごろは、夜明けに聞くと、あしひきの山に
妻呼ぶ声が響く、牡鹿が鳴いている。
巻8-1603 大伴宿禰家持
2首は、天平15年(743年)8月16日に作った。
[0回]
2012/10/30 (Tue)
万葉たまゆら
山彦の 相響むまで 妻恋ひに 鹿鳴く山辺に 独りのみして
★ やまびこの あいとよむまで つまごひに
かなくやまへに ひとりのみして
★ 山彦が響きあうまでに妻を慕って牡鹿が
鳴く山辺に、私は独り佇んでいる・・・
巻8-1602 大伴宿禰家持
響む→とよむ→響く
[1回]
2012/10/30 (Tue)
万葉たまゆら
めづらしき 君が家なる はだ薄 穂に出づる秋の 過ぐらく惜しも
★ めづらしき きみがいへなる はだすすき
ほにいづるあきの すぐらくおしも
★ 心引かれるすばらしい、なたの家の花薄よ
その穂に表れる秋が過ぎていくのが惜しい事です。
巻8-1601 内舎人石川朝臣広成
前2首共に、同じ詠み手。
花薄の記載は、万葉集ではこれのみである。
[0回]
2012/10/30 (Tue)
万葉たまゆら
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