万葉歌手辻友子
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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2025/07/27 (Sun)
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我が屋戸の 一群萩を 思ふ子に 見せずほとほと 散らしつるかも
★ わがやとの ひとむらはぎを おもふこに
みせずほとほと ちらしつるかも
★ 私の庭の、一群の萩を、思う子にほとんど見せないまま
散らしてしまった。
巻8-1565 大伴家持
和へたる歌・・・と、ありますが、尾花を詠んだ歌の
返歌を、萩で詠む・・・というのも、なんだか不思議
[0回]
2012/10/16 (Tue)
万葉たまゆら
秋づけば 尾花が上に 置く露の 消ぬべくも吾は 思ほゆるかも
★ あきづけば おばながうへに おくつゆの
けぬべくもあは おもほゆるかも
★ 秋の気配を感じると、尾花の上の露が消えるように
(二人の間も)感じられる事です。
巻8-1564 日置長枝娘子
(へきのながえのをとめ)
[0回]
2012/10/16 (Tue)
万葉たまゆら
聞きつやと 妹が問はせる 雁が音は まことも遠く 雲隠るなり
★ ききつやと いもがとはせる かりがねは
まこともとおく くもがくるなり
★ 「聞いたか?」とあなたが、お聞きになる
雁の鳴き声は、なるほど遠く雲に隠れて
鳴いていたようです。
巻8-1563 大伴家持
大伴家持の、前の歌に、和へたる歌。
う~ん、積極的な若い娘の誘いを
断るでもなく、受けるでもなく、憎らしい事です。
[0回]
2012/10/15 (Mon)
万葉たまゆら
誰聞きつ こゆ鳴き渡る 雁がねの 妻呼ぶ声の 羨しくもあるか
★ たれききつ こゆなきわたる かりがねの
つまよぶこえの ともしくもあるか
★ 誰か聞いただろうか。ここから鳴きながら
渡って行く雁の妻を呼び求めて鳴く声が
何と羨ましいことであろうか・・・
巻8-1562 巫部麻蘇娘子
(かむなぎべのまそをとめ)
こ→ここ
ゆ→経過を表す
こゆ→ここから
大伴家持を誘っている歌だそうです。
[0回]
2012/10/15 (Mon)
万葉たまゆら
吉隠の 猪養の山に 伏す鹿の 妻呼ぶ声を 聞くが羨しさ
★ よなばりの ゐかひのやまに ふすしかの
つまよぶこえを きくがともしさ
★ 吉隠の猪養の山に 宿り伏す鹿の
妻を呼ぶ声を聞くのは、羨ましい事です。
巻8-1561 大伴坂上郎女
[0回]
2012/10/14 (Sun)
万葉たまゆら
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