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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ いもがめを はつみのさきの あきはぎは

     このつきごろは ちりこすなゆめ


★ いとしい人の目を始めてみるという 始見の埼の

   秋萩よ・・・幾月かは、散ってくれるな・・・けっして

      巻8-1560    大伴坂上郎女

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★ あきはぎは さかりすぐるを いたづらに

    かざしにささず かえりなむとや

★ 秋萩は盛りを過ぎてしまうというのに、空しく
  
   挿頭にすることもなく帰ってしまうというのか・・・

    巻8-1559  沙弥尼(さみに)

  沙弥尼(さみに)正式な尼さんに対して、まだ

  修行中の尼。

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★ うづらなく ふりにしさとの あきはぎを

    おもふひとどち あいみつるかも

★ 鶉の鳴くこの古びた里の秋萩を、気心の

   知ったもの同士で、共に眺めた事です。

      巻8-1558    沙弥尼(さみに)

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★ あすかがは ゆきみるおかの あきはぎは

    けふふるあめに ちりかすぎなむ


★ 明日香(故郷)川が、流れ廻る丘の、秋萩は

   今日降った雨に、散ってしまうのだろうか・・・

      巻8-1557     丹比国人(たぢひのまひとくにひと)

   故郷の豊比寺の尼の私房にて宴せる歌

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★ あきたかる かりいほもいまだ こほたねば

   かりがねさむし しももおきぬがに


★ 秋の田を刈るための、小屋もまだ壊していないのに

  雁の鳴き声が寒々と聞こえてくる・・・まるで、霜を

  置くように・・・・

         巻8-1556   忌部首黒麻呂

           (いむべのおびとくろまろ)

 

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