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★ みよしのの やまべにさける さくらばな
ゆきかとのみぞ あやまたれける
★ み吉野の山のほとりに咲く桜花は、雪かと
ばっかり錯覚したことです
巻1－60 紀友則
吉野の山が、桜の名所となるのは、新古今以後。この当時は
雪景色の名所である。
ゆきかとのみぞ あやまたれける
★ み吉野の山のほとりに咲く桜花は、雪かと
ばっかり錯覚したことです
巻1－60 紀友則
吉野の山が、桜の名所となるのは、新古今以後。この当時は
雪景色の名所である。
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★ おほろかの わざとはおもはじ
わがゆゑに ひとにこちたく いはれしものを
★ 通り一遍の事とは思いません。私のせいで
人にあれこれと噂されたことを・・・
巻1－2535 作者不詳
・おほ→通り一遍
わがゆゑに ひとにこちたく いはれしものを
★ 通り一遍の事とは思いません。私のせいで
人にあれこれと噂されたことを・・・
巻1－2535 作者不詳
・おほ→通り一遍
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★ あひおもはむ ひとのゆゑにか
あらたまの としのをながく あがこひをらむ
★ わが片恋の人ゆえに、あらたまの年月長く、私は
恋しているのでしょうか・・・
巻11ー2534 作者不詳
あらたまの としのをながく あがこひをらむ
★ わが片恋の人ゆえに、あらたまの年月長く、私は
恋しているのでしょうか・・・
巻11ー2534 作者不詳
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★ かすがのの したもえわたる くさのうへに
つれなくみゆる はるのあわゆき
★ 春日野の一面に萌え出ている若草の上に、素知らぬ
風情で消え残っている春の淡雪
巻1－10 権中納国信
残りの雪の心をよみ侍りける
つれなくみゆる はるのあわゆき
★ 春日野の一面に萌え出ている若草の上に、素知らぬ
風情で消え残っている春の淡雪
巻1－10 権中納国信
残りの雪の心をよみ侍りける
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★ おもわすれ いかなるひとの するものそ
われはしかねつ つぎてしおもへば
★ 顔を忘れるとはどんな人がするものなのか・・
私にはできません。ずっと、あなたの事を
思い続けているので・・・・
巻11－2533 作者不詳
われはしかねつ つぎてしおもへば
★ 顔を忘れるとはどんな人がするものなのか・・
私にはできません。ずっと、あなたの事を
思い続けているので・・・・
巻11－2533 作者不詳
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