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★ うつつには あふよしもなし
ゆめにだに まなくみえきみ こひにしぬべし
★ 現実には、逢う手立てもない・・せめて、夢にだけでも
絶え間なく現れてください・・このままでは、恋に
死んでしまう・・・
巻11－2544
ゆめにだに まなくみえきみ こひにしぬべし
★ 現実には、逢う手立てもない・・せめて、夢にだけでも
絶え間なく現れてください・・このままでは、恋に
死んでしまう・・・
巻11－2544
[0回]
★ わかくさの にひたまくらを まきそめて
よをやへだてむ にくくあらなくに
★ 若草の様に初々しい、新妻の手枕を、初めて
巻いたのに、どうして夜を隔てようか・・
憎くなどないのに・・・・
巻11－2542 詠み人知らず
正述心緒
よをやへだてむ にくくあらなくに
★ 若草の様に初々しい、新妻の手枕を、初めて
巻いたのに、どうして夜を隔てようか・・
憎くなどないのに・・・・
巻11－2542 詠み人知らず
正述心緒
[0回]
★ あがこひし こともかたらひ なぐさめむ
きみがつかひを まちやかねてむ
★ 私が恋しく思っていることも語り合い、心を慰めようと
思っているあなたの使いを、待ち受けることはできないの
だろうか‥‥
巻11－2453 詠み人知らず
きみがつかひを まちやかねてむ
★ 私が恋しく思っていることも語り合い、心を慰めようと
思っているあなたの使いを、待ち受けることはできないの
だろうか‥‥
巻11－2453 詠み人知らず
[0回]
★ たもとほり ゆきみのさとに いもをおきて
こころそらなり つちはふめども
★ 行きつ戻りつする行箕の里に、愛しい妻を
置いたまま、私の心は空しく寂しい・・
土を踏んではいるけれども・・・
巻11－2541 詠み人知らず
こころそらなり つちはふめども
★ 行きつ戻りつする行箕の里に、愛しい妻を
置いたまま、私の心は空しく寂しい・・
土を踏んではいるけれども・・・
巻11－2541 詠み人知らず
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★ はるがすみ たなびくやまの さくらばな
うつろはむとや いろかはりゆく
★ 春霞が漂っている山の桜の花・・・もう、散っていくのか
色が変わってゆく・・・・
巻2－69 よみ人知らず
うつろはむとや いろかはりゆく
★ 春霞が漂っている山の桜の花・・・もう、散っていくのか
色が変わってゆく・・・・
巻2－69 よみ人知らず
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