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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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人生で大切なことは、実はいたってシンプル

その大切な結論を導き出すために、人によっては

難しい理屈を並べて悶々としたりする。


万葉集を難しく解釈するのは、大変偉い学者さんに

お任せするとして、私は何度もその歌を声を出してその言霊を

体感する・・・いくつもの和歌をそうやって歌っていると、

自然に、心に安らぎが訪れ、安心感に包まれ行く・・

そう・・大和民族の心に落ち着くのだ

それを、私はお客様に体感して頂きたいと思う。

それを伝えて行けたらと、心からそう願っている・・

古き良き日本人は、大和心を持っていた。

「おほひなるやはらぎのこころ」である。

清らかで 明るく 素直な心である・・


妬む 卑しむ 侮蔑する 心は

悪心と言う。これらの心を全く持ちえないようにするのは

難しい事である。でも、そういう悪心の芽が少しでも

芽生えてきたら、様々な方法でその念を、流してしまおう

良い形で・・・なぜなら、そういう心を育てていくと

必ず、自分に戻ってくるのだ、、悪心がブーメランのように

自分に戻ってきたら、どうなるのか、、想像できる


日本人の心よ、大和心よ、再び蘇れ!!

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梅原猛さんと言う哲学者も、私のプロデューサーである

木村天山氏も言っておられますが、万葉集の中に流れる

日本人の心性とは、「清き 明き 直き」心です。

私も、そう思います。日本人はそういう民族であると思います。

それを取り戻すための一つの方法として

万葉集の大和言葉に触れるという事があると思います。

難しいお勉強をするのではなく、自分の心が感じるままに

できたら、声と言う音にして読むと良いと思います。

毎日、一首でも・・・

読み続けているうちに、あなたの何かが変化していくでしょう



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天地の 初の時 ひさかたの 天の河原に

八百万 千万神の 神集ひ 集ひ座して

神分ち 分ちし時に 天照らす 日女の尊

天をば  知らしめすと 葦原の瑞穂の国を

天地の 寄り合ひの極 知らしめす 神の命と

天雲の 八重かき別けて 神下し 座せまつりし

高照らす 日の皇子は 飛鳥の 浄の原に

神ながら 太敷きまして 天皇の 敷きます国と

天の原 石門を開き 神あがり あがり坐しぬ

わご大王 皇子の命の 天の下 知らしめせば

春花の 貴からむと 望月の 満(たたは)しけむと

天の下 四方の人の 大船の 思ひ憑(たの)みて

天つ水 仰ぎて待つに いかさまに 思ほしめせか

由縁(つれ)もなき 真弓の岡に 宮柱 太敷き座(ま)し

御殿(みあらか)を 高知りまして 朝ごとに 御言問はさぬ

日月の 数多(まね)くなりぬる そこゆゑに 

皇子の宮人 行方知らずも

      

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万葉歌手ってなあに?と、多くの人から

聞かれる。私は、万葉集を歌い始めて

20年に近くになる。

一般的にわかる言葉で言えば、「ソプラノ歌手で

万葉集の和歌にメロディーをつけて、歌っている」

でも、私はクラシックにも属さないし、邦楽にも

属さない、だから、新しい発想で、万葉歌手

そう、「よろづのことのは」の歌い手である。

どこかおかしいだろうか、、、


そして、これを定着させようと考えている。

しかし、これが思っていたよりも、うんと大変である。


万葉集は歌われていたのだ。当たり前である。

神ごとには、歌がつきものである。

恋にも、愛にも、、あらゆる生活にも、

その当時は、私の想像だけれど、あまり音程の

差が激しくない朗唱であっただろうと思う。

それを、文字として残すため、中国から来た

漢字の主に音を使って、歌を記述した。

万葉仮名である。それを、更にかな交じり文

にして、大和言葉の音はそのままに、読む。

意味を知り、読む、そして、感じる、、

続く・・・・・

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昨日、美容院に行った。もう、うん十年の

お付き合いである。


私の友人で介護の仕事をしている人が言っていた

介護ホームのご老人が、「死にたい」「生きるのが辛い」

などと言う言葉を、毎日、聞かされるのが辛いと言っていた。

自分も生きる力をなくすと・・・

とにかく、生かされる、今の医療・・多くの人が、ただ人の世話に

なり、生かされる事を恐れているだろう。

地獄の時代である。

自分が死ぬまでに、やりたいことがある人たちは良い・・


美容院のお兄さん??が、言う

「昔の姥捨て山の復活だね」と、「そうそう」私も同意

自然の中で、死んでいく・・そして、そのまま土になる。

私も人に、オムツの世話までしてもらって生きたくない。

今、「自逝」と言う本が出ているという・・中世の日本人は

自分の死ぬ時を決めて、何年かかかって、少しずつ食べるものを

減らしていき、枯れるように死ぬんだそうだ。

立派である。

私にできるかな?


もう一つ、若者に徴兵制が無いから、第一次産業に一年間、

従事してもらう事を義務付ける。

私は、漁師や農家でまじめに働いている人が、

アカデミズムの言葉遊びのどんな学者より偉いと思っている。

本当に、頭が下がる。あの方々は生きることに対する、そして

自然に対する謙虚さを持っている。多くの言葉はいらないのだ。


そうそう、姥捨て山爺があるなら、爺捨て山が無いとね

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