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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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昨日は横浜市内にある、乳児院を訪ねた。

1歳から5歳までと聞いていたが、

二歳児以下が殆どだった。


そこは、夫のDVを受け、母子で逃げてきた人の

母子寮もあるらしい。そこは、また訪ねることにして、

今回は、ひとまず、乳児院を見学させてもらった。


一歳児がほとんどなので、我々が訪れた時間帯は、

丁度、お昼寝の時間で、大部屋に所狭しと並べられた

ベッド(市販のベットだと、ドアが狭くて入らないので

ベッドは特別に作っているらしい)に、乳児がすやすやと

眠っていた。働いていらしゃるみなさんは、挨拶をきちんと

され、礼儀正しい。プレイルーム・食堂・寝室・ランドリーなど、

見学させて頂いた。


必要なものは何ですか?と、テラの会 会長がお聞きすると

「一応、揃えているけれど、今の季節は、ノロウィルスなどに

なると、一変に着替え、下着、オムツ、毛布、タオルケット、

タオル、などが、足りなくなります」と、おしゃっていた。


当然だろう。我が家にいる、男児がノロウィルスにかかった時も

一晩のうちに、タオル、敷布団、毛布、着替え、あっという間に

足りなくなった。これが、数十人となったら、大変な事である。


常時必要なものと、非常時に突然足りなくなるもの、それぞれ

どのように対応していくか、ということだろう。

「テラの会」の基本理念は「手渡し」である。

今回は、睡眠中の乳児を起こすにしのびなかったので、

次回は、お昼ご飯前か、おやつの前にしようと、言う事に

なった。


何も、ボランティアなどと大仰に構える必要は無いのだ。

出来る事を出来る所から、始めて行けばいい。

電車で、腰の曲がった人に、席を譲るのと、

何の大差があろうか・・・・

「心」は、同じである。

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本日、

「国際施設ボランティア テラの会」は、国内の乳児院に

衣服支援に参ります。

東南アジアが中心だった、乳児の支援・・・

国内施設の乳幼児支援・・・

どうなることでしょうか・・・・

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来月、2月4日より、「国際私設ボランティア テラの会」の

難民孤児衣服支援、食糧支援、学用品支援

そして、戦没者追悼慰霊のために、

タイのチェンマイに参ります!


うれピーです。今、衣類の仕分けしています。

10代から上の女性物担当です。

倉庫に、沢山あるので、点検して仕分けして持って行きます。

飛行機持ち込み荷物重量が減ったので、残念です。

若い男性が、名乗りを上げてくださると助かるのだけれど・・・・


大きな団体では味わえない、海外支援活動を経験できます。

何しろ一人一人に「手渡し」致しますから・・・・

確実です。

そして、お金では買えないものを、得ることが出来ます。



志、高き 若き侍よ、名乗りを挙げよ!!



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かって中南米のほとんどの地域は、スペインとポルトガルの

植民地だった。支配者達は、先住民から容赦なく略奪し、

拷問にかけ、殺害した。その怨念が500年もの間、脈々と

伝えられている事実。


南米アマゾンの熱帯林で暮らす先住民の語りの中に、

何度も出てくる「ポルトガル人」という言葉・・・・

今も尚、「部族に危害を加える侵入者たち」のことを

「ポルトガル人」と、国籍に関わらず呼んでいるそうだ。


この本は、スペインの聖職者ラス・カサスさんが、キリスト教

と文明の名のもとに祖国が行った数々の非道を告発したもの

である。

知性に優れた者が劣った者を支配するのが当然と説く「自然奴隷説」

が幅をきかせた時代に、現地での見聞をもとに、書き残された貴重な

資料である。


実は私はこの本は、まだ読んでいない。

本業の歌い手としての仕事が忙しく、

折をみて読みたいと思っている。

もし、読んだ方がいれば、その内容について

教えてほしい。


私の大好きな映画

「風と共に去りぬ」でも、当然、奴隷はいた。

黒人の家政婦が、その身分を当然のように

受け入れて、白人である大好きなスカーレット・オハラが、

当然のように、主として振舞っていた。

映画を観ている私も、何も思わず感じずに観て涙していた。

勿論、スカーレット・オハラのあの名セリフに・・・・


取分け、彼女がタラの土を握りしめ、高く掲げて言った

「私は、もう二度と飢えません・・・・・・・」

は、映像と共に焼きついている。

けれど、視点を変えてみると、映画の中で奴隷制は

しっかりと根を下ろしている。


日本人も善行ばかりしてきた訳ではないけれど、

歴史の教科書の一固有名詞として、覚えた

「奴隷制」というもの・・・その頃は、ほかに暗記する事も多く

流してしまったこの言葉を

もう一度、自分なりに、知りたいと思う。







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忘れもしない・・・・・


万葉集の第一人者の研究家であり、また、

万葉集のみならず、ありとあらゆる方面の造詣が大変

深くていらっっしゃる中西 進先生の講義を

初めて受講に伺った日、

私は朝から緊張して、着物を着て、ドキドキしながら

受講場所へと向かった。


そういう日に限って、凄く早く出たにもかかわらず

電車と道を間違えて3分遅刻・・・今でも反省している。

先生、ごめんなさい。


気合を入れすぎると、ロクな事にならないのが、

私である。


そして、もう一つ忘れられない事・・・・


その日は、

平成23年(2011年)3月11日だった。

いつのもように、すぐおさまると思っていた

地震の揺れは、かなり激しく長く続いた。

年配者が多かったせいなのか、

先生が全く動じずにしていらしたからなのか、

みんな冷静に淡々としていた。


私は、最後尾の座席で、先生のお姿を拝見していた。

慌てる風も無く、動じる風も無い、そのまま講義は

続けられ、終わった。


今思うと、先生は人生に対して

若輩の私が言うのも、おこがましいけれど、

一つの諦観をしていらしておられるように拝察した。


先生の博識ぶりは凄まじいし、暗記力にいたっては

もうもう、ただ、こうべを垂れるしかない。

また、私は続けている講義の受講者の方の

博識ぶりにも驚嘆!!させられた。


ただ万葉集が好きで、中西先生が好きで

集まって講義をうけている生徒さんたち・・・

と言っては、失礼になる。人生の先輩方・・・。


私は、自分の出来る事・・・歌う事・・で、

大好きな万葉集の大和心を一人でも多くの方に

伝えたい一心で活動している。


中西 進先生の講義を受けさせていただくご縁を

大切にして、より深く万葉集を感じることができればと

願っている。


そして、それは、東北大震災と共に、私の心の中に

ある。


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