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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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海外での一人暮らしの準備の為

最近、やたらと、まめに、料理レシピ作成の

質問をしてくる娘が、こう言った。

「料理が上手いんです」と言う人は

本当は、そんなに上手くないのでは・・・

料理だって、ピアノだって、何だって

知れば知るほど、何も知らない事が

解るもの・・・と言う。


私は、

その通りだよね。だから、ママなんて

なぁんにも、知らないのよ。

知らないと言う事を知っているだけ、成長したかな?

中途半端に知っている人ほど、知識をひけらかしたり

するものね。

実るほど頭を垂るる稲穂かな・・・よね。

きっと、本当に知っている人はあまりしゃべらないくて

静かなんじゃない?


娘も、随分成長したんだ・・・と、思った。


夜に、「戦場のピアニスト」の、最後の演奏の部分を

聴いた。ショパンのコンチェルト・・・美しい・・・

なんて、美しい旋律なのだろう・・・


ピアノは半分、打楽器のようなものだ。

その打楽器の音を美しく弾く事の難しさ・・・


私は、よほどの事でないとコンサートには

聴きにいかない。高いお金を出して、聴きたくない

音楽を、箱のようなホールに閉じ込められて、

聴くなんて、拷問に等しい。

ピアノ曲は好きな曲が沢山あるけれど、

コンサート会場で、聴きに来て良かった・・・と、

思えることは、希である。そのピアニストが

有名であるとか、コンクール受賞歴が凄いとか、

そんなものを目安にしたって、「美しい演奏」「感動する演奏」

なんて、滅多なことでは、巡り合えない。

大概、チケット代を払って、交通費をかけて、時間をかけて、

がっくり疲れて、電車に乗って帰る。


自分が、聴きに来て良かった!!と、思えるコンサートでないと

来た意味が無い。お金の無駄である。


そう思うから、自分のコンサートも、強制的に勧められない。

一人一人、感性が違うし、コンサートに求めるものも違う・・・

こんなことだから、中々採算が合わない。


でも、いつか、私のコンサートに来てよかった!!と、思えるお客さんで

満員にしたいと、頑張っている。そのときまで続けられるか・・・・


追伸:  胃カメラ、いい気分でした。異常なし!!ありがたや、ありがたや、





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明日は、期待と興奮でわくわくしている

胃カメラ初体験の日です。

知り合いによると、随分と気持ちの良い

物らしい・・・・その至福のときを味わうべく

今夜9時から絶食。

おなかがすく前にさっさと寝ちゃいましょう・・・

と言うわけで・・・

みなさま~おやすみなさ~い。

明日は、胃カメラ初体験リポートを

書きま~す。

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基本的に言えば、

大和言葉は、漢字を訓読みしていれば

それは大和言葉です。


微笑→ほほえみ

君→きみ

風→かぜ

これを、「びしょう」「くん」「ふう」と、読むと

それは、漢語です。

接吻→くちづけ

「せっぷん」と読むと、大和言葉ではありません。


大和言葉は、温かくやさしく母性的であり、

包容力があります。

簡単で幼稚・・・と、思われる人もいますが、

誰にでも通じる・・と言うのは、その言葉の持つ

深さや奥深さに通じます。

誰か選ばれた人しか解らない言葉と言うのは

偏狭な人間を思わせます。


和歌の前では平等・・・

これが、日本古来の思想です。

その中で、「万葉集」はその象徴です。

天皇陛下(すめらみこと)

農民

遊行婦(うかれめ)

乞食(ほかひと)

官人

貴族

あらゆる階級の人々の和歌が含まれており、

和歌の前では、人々が平等であることが

よく解ります。

どこの国に、天皇陛下と乞食の歌が、一緒に

なっている、歌集があるでしょうか・・・


どこにも、ありません。

日本のみです。

その事実だけでも、日本と言う国の

素晴らしさを感じます。



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私、こと、万葉歌手、声楽家である「辻 友子」の

コンサートは、どこでもやっていないコンサートだと自負している。

(まず、自分が自信をもたなきゃね)


日本人が、音大の声楽科に入り、歌を勉強する。

発声方法は、西洋の発声である。

勿論、長唄や詩吟などとは違う発声法である。

私の環境には、長唄や詩吟は馴染み深いものではなかった。

母親は、コーラスや個人のボイストレーニングを受けていたから

自然と、音大に入るとなると、西洋の発声法となる。

私は、声も響き大きかったので、オペラ向きだったようだ。

実際、イタリアの先生からも、オペラ向きと言われた。

見かけも派手っぽいらしい・・・らしい、と言うのは、自分の姿は

自分では見えないので・・・・


でも、どうしても私は日本人であることに拘りたかった。

母国語である、日本語を大切にしたかった。

それは、強いては、日本人である自分のルーツを

確認する作業でもあった。


そして、日本語から大和言葉と拘って行くうちに、

「万葉集」に辿り着いたのだった。

「万葉集」に辿り着いた私の心は、とても落ち着いた。

万葉集は、私の精神安定剤の一つとなった。

理屈ではない・・・何か・・・大和言葉の響きや流れ・・・

そういうものが、戦後の教育を受け、「日本」を否定され

続けた教育の中で育った私の心のよりどころとなり、自信にも

繋がった。


今の日本人の多くは、民族の誇りを持てないでいる・・と、

私は思う。私もそうだった。自国に誇りを持てない民族は

他国と同等には渡り合えないだろう。

誇りを持つためには、自国の正しい歴史認識と文化を

知ることが必要だと思う。

私にとって、自国の最古の和歌集である、「万葉集」は

民族の誇りである。

詠む相手も選ばない、この和歌集は、凄いと思う。


一人でも多くの方に、親しんで頂ける事・・・いや、楽しんで

いただけるように、これからも頑張って行きたい。





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晴れると思って、当らない天気予報を信じた私が、

馬鹿だった・・・・前の晩になって、突然!

明日は夕方から雨になりますですと・・・・


え~~、朝、太陽さんに向かって祈りました。

どうか、お客様がいらっしゃる時と、お帰りになる時は

降らせないで下さい。雲さんを、風に乗せてどこかへ

連れて行ってくださいと・・・・・


お祈りの甲斐が、あってか??、時々パラパラと

ちらついたみたいですが、足元に影響は出なかった様子・・・


舞台から拝見した限りでは、温かな雰囲気で終えたようでした。

これで、今年の万葉のコンサートは終わりです。


次回は来年・・・・今度は、お囃子軍団に出演していただき、

お祭りの雰囲気で賑やかに、そして万葉でしっとりと・・・

に、しようかな・・・それとも、格式高くクラシックと、日本古来の

伝統である万葉にしようかな?とにもかくにも、いらしたお客様が

いつも新鮮な感動でお帰りになられるように、したいと思います。

楽しみに、お待ちくださいね!!

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