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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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心の中に、風が吹いているのに気づいたのは、

いくつの頃だっただろうか・・・

結構、小さい時だったような気がする。


心の中ではなく、自分の周りに

台風が吹き荒れていた頃は、

寧ろそんな事さえ、気付く余裕も無く

一秒一秒が、刻々と過ぎるのを

苦しみながら過ごしていた。


その頃に比べれば、心の中の風に

胸を締め付けられる思いがする余裕が

あるのかもしれないと思ったりもする。


ポッカリ空いている心の隙間を、

何かで埋めたいともがいている。

それが、「生きる」事の意味だろうか・・・

まだまだ、未熟な私にはわからない・・・

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お台所で、お料理をしながら、

手伝ってくれる娘に、

様々なことを、注意する。

外国での一人暮らしを予定している娘は

昔と違って、素直に聞いている。


その中の、いくつかの話が、

姑から注意されたことだったのを

思い出す。

姑に、小姑二人・・・・

共に居住はしていないが、

福岡市のド真中で、気ままな核家族で

育った私にとって、田舎の嫁は

びっくりすることが多々あった。


好意のみで、行動しているのに

様々なことを、三者三様に注意され、

泣いた事も、少なからずあったけれど

今思うと、若さと素直さだけが取り柄の私に、

未熟な所は沢山あっただろう・・・・

いつの間にか、沁み込んでいる姑の言葉・・・


年をとったら、取っただけの事はある・・・と、

今は、思う。

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15歳の時、「潮騒」と言う、映画を観た。

若い女医と、中年の男性の恋愛映画だった。

美しくエロティックなベットシーンと

海辺で若いアンちゃんたちに

殴られてあっけなく死んでしまう

最後のシーンが印象的だった。

中年の男性は

イヴ・モンタンだった。


やはり、高校生の時、

家で暇に任せて

テレビを見ていた。

外国人の中年の男性が

タップを踏みながら

実に楽しそうにシャンソンを

歌っていた。

魅力的な声と、

見事な歌いっぷり、

視線が釘付けになってしまった。

シャンソンって、なんてステキ!!と

知ったのは、その時だった。


映画の男性とシャンソンを歌っていた

男性が同人物と知ったのは

10年後だった。


名前はイヴ・モンタン


ずっと、フランス人だと思っていた。

でも、歌声の中に、フランス男に特有の

いやらしさが無く、「悲しみ」と「優しさ」を

湛えたその歌声に夢中になった。


イタリア人だと知って、なんとなく納得した。

エディット・ピアフと、恋人だった。

どちらも大好きだ。

(ちなみに、エディット・ピアフは「水に流すわ」が大好き!)

同じ曲を歌っても、勿論、

全く違う。


生きている間に、生の舞台で

歌を聴きたかったなぁ・・・


苦労の多い人生を抱えた人が

実に楽しそうにシャンソンを歌うとき

なんとも言えない味わいと魅力が

滲みでてくる。


今宵は、Yves Montand の

声に包まれて眠ることにしよう・・・

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12月は、嫌いだ。

町全体が浮き足立って、

流れる音楽はどこも似たようなクリスマスソング、

25日を過ぎた途端、

「もう、いくつ寝ると・・」と、どこでもここでも

歌いだす。


やれ、年賀状だ、おせちだ、大掃除だと、

せわしないことこの上ない。


優雅に年の瀬やお正月を送りたいものだが、

ぶつぶついいながら、白菜漬けなきゃ・・

などと、考える自分が、悲しい・・・・


年齢を追う毎に、昔、一日に3~5個ぐらい

済ませていた用事が、1~3個ぐらいに

なってしまう。自然と優先順位を付けて

出来る事しか出来ない・・・と、開き直れる

のも、年のお陰かもしれない。

若い時は、感じることが出来なかった

事もたくさんある。

怪我の功名・・ならぬ、年の巧名かな??

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本日、木村氏より、師匠 藤岡宣男のお母様の

訃報をお聞きしました。


母と子二人の、人生の中で、大変出来の良い

一人息子を、先に亡くされた、藤岡さんのお母様・・・

痴呆症状が、その前から少し始まっていたとは言え、

あまりにも苛酷な一人息子の死と言う試練に

心が耐え切れなかったのでしょう。


あっという間に、痴呆が進み、藤岡さんが

亡くなった事も、一週間で忘れてしまったお母様・・・

あまりの痛々しい姿に、私は、ある意味痴呆になったことで

ほっとしていました。


それから、ずっとホームでお過ごしなり、時々、会いに行って

おりました。


死に目には、お会い出来ませんでしたが、

きっと安らかに、逝かれたことと思います。

笑顔で、藤岡さんが迎えに来ていらっしゃった事でしょう。

「宣男ちゃん」と、いつまでも、呼んでいらしたお母様の

声が思いだされます。


やっと、藤岡さんと一緒に楽しく暮らせますね・・・

何の心配もなく・・・

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