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私は、私の歌を聴きに来てくださるお客様と
ただ、心を通わせたくて歌っている。
聴く人を圧倒したい訳ではない。
ただ、共にその時間を共有し、
共感したい・・・人それぞれの悲しみや切なさや喜びに
共感したい・・・・
ただ、それだけの事なのに、全てにお金が介在する。
道端で立って歌えば、タダである。
私もタダ。聞く人もタダ。
いい年をしたおばさんの私も、
それが出来るか、考えた。
必要に迫られればやるだろうし、
出来るだろう。
実際、若い頃はそんなことも
していた。
でも、多分、今の自分が道端でたって歌っている姿を
想像すると、共感・・・と言うより、痛ましい感じが
するような気がする。
ちょっと、頭のおかしなおばさん・・・かな・・・
出来うるならば、舞台で、そして、出来うるならば、
多くの人と共感しあえたら、最高だろう。
敢えて道端で歌わなくても良い。
もっともっと、多くの人と歌で共感し合いたい。
あなたにお会いできることを、楽しみに
しています。
ただ、心を通わせたくて歌っている。
聴く人を圧倒したい訳ではない。
ただ、共にその時間を共有し、
共感したい・・・人それぞれの悲しみや切なさや喜びに
共感したい・・・・
ただ、それだけの事なのに、全てにお金が介在する。
道端で立って歌えば、タダである。
私もタダ。聞く人もタダ。
いい年をしたおばさんの私も、
それが出来るか、考えた。
必要に迫られればやるだろうし、
出来るだろう。
実際、若い頃はそんなことも
していた。
でも、多分、今の自分が道端でたって歌っている姿を
想像すると、共感・・・と言うより、痛ましい感じが
するような気がする。
ちょっと、頭のおかしなおばさん・・・かな・・・
出来うるならば、舞台で、そして、出来うるならば、
多くの人と共感しあえたら、最高だろう。
敢えて道端で歌わなくても良い。
もっともっと、多くの人と歌で共感し合いたい。
あなたにお会いできることを、楽しみに
しています。
★ 冬こもり 春さりくれば
鳴かざりし 鳥も来鳴きぬ
咲かざりし 花も咲けれど
山を茂み 入りても取らず
草深み 取りても見ず
秋山の 木の葉を見ては
黄葉をば 取りてそ偲ふ
青きをば 置きてそ嘆く
そこしうらめし 秋山我は
★ ふゆこもり はるさりくれば
なかざりし とりもきなきぬ
さかざりし はなもさけれど
やまをもみ いりてもとらず
くさふかみ とりてもみず
あきやまの このはをみては
もみちをば とりてそしのふ
あおきをば おきてそなげく
そこしうらめし あきやまわれは
★ 春がやってくると 鳴かなかった
鳥も来ては鳴き、咲かなかった花も
咲くけれど、山は枝葉が茂り、
入って取る事も出来ない。
草深くて 手に取って見る事も出来ない
ところが、秋はどうだろう。
秋の山は木の葉を見て、色づいた葉を
取っては賛美し、青い葉は まだまだと
そのままにして ため息をつく・・・
そういうところが、秋の山の恨めしくも
楽しい所だ。だから、私はやはり、
秋の山が良い。
額田王
天智天皇が宴の折り、「春秋争い」を命じた時
額田王が詠んだ歌である。
篠笛と歌とピアノで、おおくりいたします。
お楽しみに!!
鳴かざりし 鳥も来鳴きぬ
咲かざりし 花も咲けれど
山を茂み 入りても取らず
草深み 取りても見ず
秋山の 木の葉を見ては
黄葉をば 取りてそ偲ふ
青きをば 置きてそ嘆く
そこしうらめし 秋山我は
★ ふゆこもり はるさりくれば
なかざりし とりもきなきぬ
さかざりし はなもさけれど
やまをもみ いりてもとらず
くさふかみ とりてもみず
あきやまの このはをみては
もみちをば とりてそしのふ
あおきをば おきてそなげく
そこしうらめし あきやまわれは
★ 春がやってくると 鳴かなかった
鳥も来ては鳴き、咲かなかった花も
咲くけれど、山は枝葉が茂り、
入って取る事も出来ない。
草深くて 手に取って見る事も出来ない
ところが、秋はどうだろう。
秋の山は木の葉を見て、色づいた葉を
取っては賛美し、青い葉は まだまだと
そのままにして ため息をつく・・・
そういうところが、秋の山の恨めしくも
楽しい所だ。だから、私はやはり、
秋の山が良い。
額田王
天智天皇が宴の折り、「春秋争い」を命じた時
額田王が詠んだ歌である。
篠笛と歌とピアノで、おおくりいたします。
お楽しみに!!
「万葉のこころを歌う」シリーズも、第26回目を迎えます。
26回までの間には様々な事がありました。
これからも、様々な事があるのでしょう。
この活動を続けていけることに感謝して、
気持ちを引き締めて、頑張ります。
さて、今回、「万葉のこころを歌う 第26回」のテーマは・・・
「万葉の秋・・・そして、恋」
です。
万葉集で、秋・風・恋と言えば
もうこの歌でしょう。
★、 君待つと 我が恋ひ居れば
我が宿の 簾動かし 秋の風吹く
★ きみまつと わがこひをれば
わがやどの すだれうごかし あきのかぜふく
額田王(ぬかたのおほきみ)
才人で、美人で、そして、謎が多い・・・モテる女性の
三大要素の全てを持つこのかたの、恋する相手は、
近江天皇(天智天皇)です。
他に、天武天皇と、二人の巨星から愛された、女性です。
しかし、天智天皇の後宮だったせいなのかどうか、解りませんが、
天智天皇は、あまり彼女の元を訪れなかったらしい・・・
その時に、彼女が詠んだといわれる歌がこれ・・・
★ 大君を待って、恋慕わしく思っていると、さやさやと
秋の風が吹いて、「あっ・・・大君かもしれない・・」と、
思ってしまう。けれど、、ただ、秋の風がさやさやと
音をたてて、吹いて行くだけだった・・
恋人を待つ女心のが、滲み出ています。
勿論、今回のコンサートで真っ先に取り上げます。
10月19日(土)のコンサートでは、
額田王の和歌はもう一首・・・長歌に、初挑戦!!
解説は、次回に・・・
26回までの間には様々な事がありました。
これからも、様々な事があるのでしょう。
この活動を続けていけることに感謝して、
気持ちを引き締めて、頑張ります。
さて、今回、「万葉のこころを歌う 第26回」のテーマは・・・
「万葉の秋・・・そして、恋」
です。
万葉集で、秋・風・恋と言えば
もうこの歌でしょう。
★、 君待つと 我が恋ひ居れば
我が宿の 簾動かし 秋の風吹く
★ きみまつと わがこひをれば
わがやどの すだれうごかし あきのかぜふく
額田王(ぬかたのおほきみ)
才人で、美人で、そして、謎が多い・・・モテる女性の
三大要素の全てを持つこのかたの、恋する相手は、
近江天皇(天智天皇)です。
他に、天武天皇と、二人の巨星から愛された、女性です。
しかし、天智天皇の後宮だったせいなのかどうか、解りませんが、
天智天皇は、あまり彼女の元を訪れなかったらしい・・・
その時に、彼女が詠んだといわれる歌がこれ・・・
★ 大君を待って、恋慕わしく思っていると、さやさやと
秋の風が吹いて、「あっ・・・大君かもしれない・・」と、
思ってしまう。けれど、、ただ、秋の風がさやさやと
音をたてて、吹いて行くだけだった・・
恋人を待つ女心のが、滲み出ています。
勿論、今回のコンサートで真っ先に取り上げます。
10月19日(土)のコンサートでは、
額田王の和歌はもう一首・・・長歌に、初挑戦!!
解説は、次回に・・・