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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ ぬばたまの よぎりのたちて おほほしく

            てれるつくよの みればかなしさ


★ ぬばたま(枕詞)の夜の霧が立ち込めて、ぼんやりと

  照っている月の夜の、なんと物悲しいことでしょう

             巻6-982 大伴坂上郎女


月の歌 2首目

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★ かりたかの たかまどやまを たかみかも

          いでくるつきの おそくてるらむ


★ 猟高(その一帯の地名)高円山が高いからだろうか

  月の姿がみえるのも、遅いかもしれないなぁ


                巻6-981  大伴坂上郎女

月の歌 三首・・・

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★ あまごもる みかさのやまを たかみかも 

           つきのいでこぬ よはふけにつつ


★ 雨ですっぽりと隠れてしまった三笠の山が高いからでしょうか?

  月がいつまでたっても出てきません・・夜はふけたと言うのに・・

          巻6-980  安倍朝臣虫麻呂

 月の歌です。月がでないと恋人の元には行けない・・・きっと、恋しい

 人がおられるのですね・・・・

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★ わがせこが けるきぬうすし さほかぜは

         いたくなふきそ いへにいたるまで


★ あなたが着ている着物とても薄いので、佐保の風よ・・・ひどく

  吹かないで下さい・・・甥が家に帰り着くまで。


            巻6-979    大伴坂上郎女

甥とは大伴家持のことです。

な・・・そ>で否定の意

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★ をのこやも むなしくあるべき よろづよに

          かたりつぐべき なはたたずして


★ 男ともあろうものが、空しくも万代に語り継ぐべき名も無いままに

  いてよいものだろうか・・・


              巻6-978  山上臣憶良


山上憶良が病気になったとき、見舞いの手紙を貰い、返礼の言葉を送ると

少しして涙をぬぐい、悲しみ嘆き、この歌を詠んだ

めめしぃ~

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