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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ かすみたつ かすがのさとの うめのはな

    やまのあらしに ちりこすなゆめ


★ 霞が立つ春の春日の里の梅の花よ。

  山おろしの強い風にゆめゆめ散ってしまわぬように

      巻8-1437   大伴宿禰村上


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★ ふふめりと いひしうめがえ けさふりし

      あわゆきにあひて さきにけむかも

         

★ 蕾なったと言っていた梅の木は、今朝の雪に

  あっても花を咲かせたことだろうか・・・

        巻8-1436     大伴宿禰村上


梅の歌二首

1300年前も、今のようなことがあったのですね・・・

桜は蕾どころか、まだ枯れ木です。悲しい・・・・

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★ かはづなく かむなびがはに かげみえて

     いまかさくらむ やまぶきのはな



★ 河鹿(かえるたち)の鳴く、神奈備山のふもとの川

  (たぶん、飛鳥川?)にその影を映して、山吹の花は

  咲いているだろうか?

     巻8-1435   厚見王(あつみのおほきみ)


● 逢坂の 関の清水に 影見えて 今や引くらむ 望月の駒

            紀貫之

影見えて・・・と言う、手法は、紀貫之がよく

使いました。

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★ しもゆきの いまだすぎねば おもはぬに

        かすがのさとに うめのはなみつ


★ 霜や雪はいまだ、無くなることがないのに

  思わぬことに、春日の里(坂上郎女別邸)には

  梅の花が咲いていることです。

        
巻8-1434   大伴宿禰三林(おおとものすくねみはやし)


大伴家は、歌詠みの名家・・・恋も血が濃いですね・・・

いとこさんやら、なにやら・・・

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★ うちのぼる さほのかはらの あをやぎは

     いまははるへと なりにけるかも


★ 川に沿って上って見ていく佐保の川原の

  青柳は、今まさに春らしい風情をかもしだ

  していることです。

      巻8-1433  大伴作上郎女


はるへ説 はるべ説・・あり。う~ん

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