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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ さほがはの みずをせきあげて うえしたを(尼が作った)

    かれるわさいひは ひとりなるべし(家持が後を継いだ)


★ 佐保川の水を田んぼに引き入れて植えた

  田を, 刈り取った早稲の飯を食べるのは私

  一人のはずです。

        巻8-1635   尼と大伴家持合作

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★ ころもでに みしぶつくまで うゑしたを

     ひきたわがはへ まもれるくるし


★ 衣の袖に、水垢の付くほど丹精込めて、植えた

   他の苗を、引板(鳴子)を私が張り巡らして

   守っていくのは、辛い事だ

       巻8-1634  或る者の尼に贈れる歌2首


  男性と思われる。

  鳴子→板に割り箸などつけて、音を出し、すずめや害獣
 
  を追い払うもの。

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★ てもすまに うえしはぎにや かへりては

   みれどもあかず こころつくさむ


★ 手も休めずに植えた萩だからだろうか・・・

   いくら見ても見飽きない・・・心の休まる時もない

      
      巻8-1633 或る者の尼に贈れる歌2首

        

   

   

 

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★ あしひきの やまへにをりて あきかぜの

    ひにけにふけば いもをしそおもふ


★ あしひきの山辺にいて、秋風が日ごとに

   いっそう、ふくので  貴女のことを思うことです

     巻8-1632   大伴宿禰家持

     奈良の都に留まっている坂上大嬢に贈った歌一首

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★ いまつくる くにのみやこに あきのよの

    ながきにひとり ぬるがくるしさ


★ 今新しく造営している国の都にて、

  秋の夜が長く、独りで寝ることの

  なんと苦しい事だろうか・・・・

      巻8-1631   大伴宿禰家持

 安倍女郎に贈れる歌一首

天平12年(740年)の行幸の途中、聖武天皇が

遷都を計画。天平16年(744年)までの皇都でした。

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