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★ わがやとの ふゆきのうえに ふるゆきを
うめのはなかと うちみつるかも
★ 我が家の庭の、冬枯れの木に降る雪を、白梅かと
つい見誤ってしまう。
巻８－１６４５ 巨勢朝臣宿奈麻呂
（こせのあそみすくなまろ）
うめのはなかと うちみつるかも
★ 我が家の庭の、冬枯れの木に降る雪を、白梅かと
つい見誤ってしまう。
巻８－１６４５ 巨勢朝臣宿奈麻呂
（こせのあそみすくなまろ）
[0回]
★ ひきよぢて おらばちるべみ うめのはな
そでにこきいれつ しまばしむとも
★ 引き寄せて折ったら、散ってしまうだけだろから
この梅の花を、袖でしごいて入れたことです。
色が染むなら染むでよいではないでないか・・・
巻８－１６４４ 三野連石守
（みののむらじいそもり）
梅の歌一首
そでにこきいれつ しまばしむとも
★ 引き寄せて折ったら、散ってしまうだけだろから
この梅の花を、袖でしごいて入れたことです。
色が染むなら染むでよいではないでないか・・・
巻８－１６４４ 三野連石守
（みののむらじいそもり）
梅の歌一首
[0回]
★ あまぎらし ゆきもふらぬか いちしろく
このいつしばに ふらまくをみむ
★ 天を曇らせて、雪が降って欲しい・・・くっきりと、
この神聖な柴に雪が、降るのを見届けよう
巻８－１６４３ 若桜部朝臣君足
（わかさくらべのあそみきみたり）
雪の歌一首
・柴→小枝の事、
・ぬか→～たい。願望
このいつしばに ふらまくをみむ
★ 天を曇らせて、雪が降って欲しい・・・くっきりと、
この神聖な柴に雪が、降るのを見届けよう
巻８－１６４３ 若桜部朝臣君足
（わかさくらべのあそみきみたり）
雪の歌一首
・柴→小枝の事、
・ぬか→～たい。願望
[0回]
★ たなぎらひ ゆきもふらぬか うめのはな
さかぬがしろに そへてだにみむ
★ 一面に霧がかかり、雪でも降って欲しい。
梅の花が咲かない代わりに、なぞらえて
歌にしよう。
巻８－１６４２ 安倍朝臣奥道
（あへのあそみおきみち）
雪の歌一首
ぬか→願望
そへて→なぞらえて
さかぬがしろに そへてだにみむ
★ 一面に霧がかかり、雪でも降って欲しい。
梅の花が咲かない代わりに、なぞらえて
歌にしよう。
巻８－１６４２ 安倍朝臣奥道
（あへのあそみおきみち）
雪の歌一首
ぬか→願望
そへて→なぞらえて
[0回]
★ あわゆきに ふらえてさける うめのはな
きみがりやらば よそへてむかも
★ 淡雪に降られて咲いている梅の花・・・
あなたさまの元へ届けたならば、私の事を
その高雅さになぞらえてくれるだろうか・・
巻８－１６４１ 角朝臣広弁
（つののあそみくわうべん）
雪の梅の歌一首
・～がり→ ・・・の所へ、・・・・のもとへ、
・よそへる→なぞらえる
きみがりやらば よそへてむかも
★ 淡雪に降られて咲いている梅の花・・・
あなたさまの元へ届けたならば、私の事を
その高雅さになぞらえてくれるだろうか・・
巻８－１６４１ 角朝臣広弁
（つののあそみくわうべん）
雪の梅の歌一首
・～がり→ ・・・の所へ、・・・・のもとへ、
・よそへる→なぞらえる
[1回]