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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ わがをかに さかりにさける うめのはな

    のこれるゆきを まがへつるかも


★ 我が住む丘に、盛んに咲いている梅の花は、

   まだ残っている雪と見間違えた事です。

       巻8-1640    大伴旅人

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★ あわゆきの ほどろほどろに ふりしけば

    ならのみやこし おもほゆるかも


★ 沫のようなボタン雪が降り続くと、奈良の都が

   思い出される事です。

      巻8-1639    大伴旅人

  大宰師大伴卿の冬の日に雪を見て京を憶へる歌一首

  旅人は、よく畳語を用いた→ほどろほどろ

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★ あをによし ならのやまなる くろきもち

    つくれるむろは ざせどあかぬかも


★ 青丹も美しい奈良の山の黒木で造った部屋は

   いつまで座っていても、飽きないことです。

      巻8-1638   聖武天皇

この歌は、左大臣長屋王の佐保の家に行幸なさり

御宴を催された時の御製歌である・・・と言う

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★ はだすすき おばなさかふき くろきもち

     つくれるむろは よろづよまでに


★ はだ薄(屋根材)や尾花を逆さまに葺いて造ったこの部屋は

   万代までも栄えなさい。


       巻8-1637   太上(元正天皇)

   

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★ 大口の 真神の原に 降る雪は

    いたくな降りそ 家もあらなくに


★ おほくちの まかみのはらに ふるゆきは

     いたくなふりそ いへもあらなくに


★ 大口の真神の原に、降る雪はそんなに酷く降ってくれるな

  家もないというのに・・・・・

         巻8-1636     舎人娘子

   雪の歌一首

   真神(まがみ)→「おおかみ」の事

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