忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[810]  [811]  [812]  [813]  [814]  [815]  [816]  [817]  [818]  [819]  [820
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
★ たまかぎる ほのかにみえて わかれなば

   もとなやこひむ あふときまでは


★ 玉のきらめきのように、かすかに逢って

  別れたのならば、、無性に恋ひ焦がれるでしょう・・・

  また、逢うそのときまで・・・・


      巻8-1526   山上憶良(織姫・牽牛どちらともとれる)

拍手[0回]

★ あきかぜの ふきにしひより いつしかと

   あがまちこひし きみそきませる


★ 秋風が吹いたその日から、いつになったら

   なたに逢えるのかと、待ち焦がれていた

   なたが、いよいよお出でになる。


    巻8-1523  山上憶良 (織姫の立場)

拍手[0回]

★ まけながく こふるこころゆ

   あきかぜに いもがねきこゆ ひもときいかな


★ 長い間、恋慕っていた・・・そのこころ・・秋風に乗って

   愛しき妻のしのび泣きが聞こえてくる。さぁ、紐を解いて

   逢いに行こう・・・・

    巻19-2016    柿本人麻呂歌集(牽牛の立場)

拍手[0回]

★ こひしくは けながきものを 

    いまだにも ともしむべしや あふべきよだに


★ 恋い慕っている間の、なんと長かったことでしょう。

  今だけもこうして、逢うことができるのだから、

  淋しい思いをさせてはならない・・・逢うことのできる

  夜なのだから・・・・

     巻10-2017 柿本人麻呂歌集 (牽牛の立場から)


 美しい・・・・

拍手[0回]

★ おきてゆかば いもまばかなし

    もちてゆく あづさのゆみの ゆづかにもがも

★ 愛しい妻を置いていったならば、妻の事が何と愛しく思うだろう・・・

  持って行く弓の束であって欲しい。

      巻14-3567   防人の歌


  妹ば→妹は、が訛ったもの。

  「妹ばま」の「ま」は、接頭語強意

  なぜ、「ま」で強意したんだろうか・・・・田舎の防人さんで

  接頭語も訛っているのだろうか・・・・

拍手[0回]

カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]