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★ もみちする ときになるらし
つきひとの かつらのえだの いろづくみれば
★ 黄葉する季節になるらしい。月の男（月の擬人化）が
手にする桂の枝が色づくのを見れば・・・・
巻き10－2202
つきひとの かつらのえだの いろづくみれば
★ 黄葉する季節になるらしい。月の男（月の擬人化）が
手にする桂の枝が色づくのを見れば・・・・
巻き10－2202
[0回]
★ いもがりと うまにくらおきて
いこまやま うちこえくれば もみちりちつつ
★ 愛しい妻の元へと馬に鞍を置いて、生駒山を
越えてやってくると、紅葉が散り続けている
巻き10－2201
～がり→・・・・の所へ
万葉では、現代の「紅葉」は、「黄葉」と記し、
「紅葉」と、あるのは、万葉の中でこれ一首のみである
いこまやま うちこえくれば もみちりちつつ
★ 愛しい妻の元へと馬に鞍を置いて、生駒山を
越えてやってくると、紅葉が散り続けている
巻き10－2201
～がり→・・・・の所へ
万葉では、現代の「紅葉」は、「黄葉」と記し、
「紅葉」と、あるのは、万葉の中でこれ一首のみである
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★ ながつきの しらつゆおひて
あしひきの やまのもみたむ みまくしもよし
★ 九月の白露を受けて、あしひき（枕詞）の山が
黄葉するのを見るのは、楽しいことです。
巻10－2200
あしひきの やまのもみたむ みまくしもよし
★ 九月の白露を受けて、あしひき（枕詞）の山が
黄葉するのを見るのは、楽しいことです。
巻10－2200
[0回]
★ ものおもふと こもらひをりて
けふみれば かすがのやまは いろづきにけり
★ もの思いをして、ずっと家に隠っていて今日、
外に出てみると、春日の山は すっかり色づいてしまったことです
巻き10－2199
けふみれば かすがのやまは いろづきにけり
★ もの思いをして、ずっと家に隠っていて今日、
外に出てみると、春日の山は すっかり色づいてしまったことです
巻き10－2199
[0回]
★ かぜふけば もみちちりつつ
すくなくも あがのまつばら きよくあらなくに
★ 風が吹くと黄葉がしきりに降って、吾のまつばらは
散った黄葉で、清くは無いことです。
巻き10－2198
吾の松原→所在不明
すくなくも あがのまつばら きよくあらなくに
★ 風が吹くと黄葉がしきりに降って、吾のまつばらは
散った黄葉で、清くは無いことです。
巻き10－2198
吾の松原→所在不明
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