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★ かりがねの きなきにしより
かすがなる みかさのやまは いろづきにけり
★ 雁が来て鳴いてから、春日の三笠山はすっかり
色づいたことです。
巻10－2212
かすがなる みかさのやまは いろづきにけり
★ 雁が来て鳴いてから、春日の三笠山はすっかり
色づいたことです。
巻10－2212
[0回]
★ いもがひも とくとむすびて
たつたやま いまこそもみそ そめてありけれ
★ 妻の着物の紐を、再び解くと思い結んで
（発った）龍田山は、今こそ黄葉し始めている
巻10－2211
色っぽい歌ですなぁ・・・・・
たつたやま いまこそもみそ そめてありけれ
★ 妻の着物の紐を、再び解くと思い結んで
（発った）龍田山は、今こそ黄葉し始めている
巻10－2211
色っぽい歌ですなぁ・・・・・
[0回]
★ あすかがは もみちばながる
かつらぎの やまのこのはは いましちるらし
★ 飛鳥川（河内）は、黄葉が流れている。葛城山の
木の葉は、今こそ散っているだろう。
巻10－2210
かつらぎの やまのこのはは いましちるらし
★ 飛鳥川（河内）は、黄葉が流れている。葛城山の
木の葉は、今こそ散っているだろう。
巻10－2210
[0回]
★ あきはぎの したばのもみち はなにつぎ
ときすぎゆかば のちこひむかも
★ 秋萩は下葉が美しく黄葉して、花に継いで
彩り、時が過ぎて行ったならば、後に
恋しく思うことだろうなあ
巻10－2209
ときすぎゆかば のちこひむかも
★ 秋萩は下葉が美しく黄葉して、花に継いで
彩り、時が過ぎて行ったならば、後に
恋しく思うことだろうなあ
巻10－2209
[1回]
★ かりがねの さむくなきしゆ
みずくきの をかのくずはは いろづきにけり
★ 雁が寒々と鳴いてから、水茎（枕詞）の丘の葛の葉は
色づいたことだ。
巻10－2208
みずくきの をかのくずはは いろづきにけり
★ 雁が寒々と鳴いてから、水茎（枕詞）の丘の葛の葉は
色づいたことだ。
巻10－2208
[0回]