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★ はるはもえ なつはみどりに
くれなゐの まだらにみゆる あきのやまかも
★ 春は若芽が萌え出し、夏は緑に
そして、様々な紅葉を交えて
見える、美しい秋の山だなあ
巻１０ー２１７７ 山を詠める
くれなゐの まだらにみゆる あきのやまかも
★ 春は若芽が萌え出し、夏は緑に
そして、様々な紅葉を交えて
見える、美しい秋の山だなあ
巻１０ー２１７７ 山を詠める
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★ あきたかる とまでうごくなり
しらつゆし おくほだなしに つげにきぬらし
★ 秋の田を刈る仮の小屋の苫手が、秋の風に
ゆれている。白露がもう置く穂が無くなったと
告げにきたらしい。
巻10－2176 露を詠める
しらつゆし おくほだなしに つげにきぬらし
★ 秋の田を刈る仮の小屋の苫手が、秋の風に
ゆれている。白露がもう置く穂が無くなったと
告げにきたらしい。
巻10－2176 露を詠める
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★ このころの あきかぜさむし
はぎのはな ちらすしらつゆ おきにけらしも
★ 最近の秋風は冷たいことです。萩の花を散らす
白露も降りたことでしょう。
巻10－2175 露を詠める
はぎのはな ちらすしらつゆ おきにけらしも
★ 最近の秋風は冷たいことです。萩の花を散らす
白露も降りたことでしょう。
巻10－2175 露を詠める
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★ あきたかる かりほをつくり わがをれば
ころもでさむく つゆそおきにける
★ 秋の田の稲を刈る為に、仮の小屋を作り
そこに私が居ると、衣手が寒く、露が
降りたことです。
巻１０－２１７４ 露を詠める
ころもでさむく つゆそおきにける
★ 秋の田の稲を刈る為に、仮の小屋を作り
そこに私が居ると、衣手が寒く、露が
降りたことです。
巻１０－２１７４ 露を詠める
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★ しらつゆを とらばけぬべし
いざこども つゆにきそひて はぎのあそびせむ
★ 白露を手に取ったなら、消えてしまうだろう。
さぁ、皆のもの、露と競い合って、萩と宴を楽しもう
巻10－2173 露を詠める
いざこども つゆにきそひて はぎのあそびせむ
★ 白露を手に取ったなら、消えてしまうだろう。
さぁ、皆のもの、露と競い合って、萩と宴を楽しもう
巻10－2173 露を詠める
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