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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ ゆふかげに きなくひぐらし ここだくも

   ひごとにきけど あかぬこへかも

★ 夕日の中に来て鳴いているひぐらしよ・・

   こんなにも毎日聞いているのに、飽くことの無い

   音色です。

       巻10-2157   蝉を詠める

 萩と鹿を詠む歌とは打って変わって、数の少ない

 蝉・・その中でもひぐらしの歌。

 万葉の時代は、太陰暦なので、現代よりひと月ほど

 早いのです。

 夕影と、書いて、夕日と意味する。

 影があるから、光がある。

 深いですね・・・・・

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★ あしひきの やまのとかげに なくしかの

    こへきかすやも やまだもらすこ

★ あしひきの山の陰で、鳴いている鹿の

  声をお聴きになりましたか?

  山間の田を守られていらっしゃるあなたさま

    巻10-2165  鹿鳴を詠める

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★ あきはぎの さきたるのへに 

     さをしかは ちらまくをしみ なきゆくものを


★ 秋萩が咲いている野辺で、牡鹿は萩が散るのを

  惜しんで鳴いて行く。

    巻10-2155   鹿鳴を詠める

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★ なぞしかの わびなきすなる 

      けだしくも あきののはぎや しげくちるらむ


★ どうして、鹿はわびしげに鳴くのだろうか・・・

   きっと、多分、秋の野の萩がしきりと散って行くからだろう

      巻10-2154  鹿鳴を詠める

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★ かつしかの ままのてこなが ありしばか

     ままのおすひに なみもとどろに

★ 葛飾の真間の手児奈が居たので、

  真間の磯辺に波が轟くように、人が

  騒ぎ立てたことだ

   巻14-3385  東歌

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