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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ とよくには かはるは わぎへひものこ 


    いつがりをれば かはるはわぎへ

★ 豊前国の香春は私の住み家だ。紐の子と結びあって

  いると香春は私の家だ

    巻9-1767   抜気大首

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★ わぎもこが くしろにあらなむ ひだりての

   わがおくのてに まきていなましを


★ わが妻よ釧路であったならいいあ。左手は

  大切な手に巻いていこうものを

      巻9-1766   振田向

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★ あまのがは きりたちわたる けふくけふと

   わがまつきみし ふねだすらしも

★ 天の川に霧がたち渡ることよ今日か今日かと私が

   待つあの方は 船出するらしよ

   巻9-1765

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★ ひさかたの 天の川に 上つ瀬に 珠橋渡し

  下つ瀬に 船浮け居ゐ 雨降りて 風吹かずとも

  風吹きて 雨降らずとも 裳濡らさず 止まず来ませと

  玉橋わたす

★ ひさかたの あまのがはに かみつせに たまはしわたし

  しもつせに  ふねうけゐ  あめふりて かぜふかずとも

  あめふらずとも もぬらさず  たまずきませと

  たまはしわたす

★ 久方の天の川に 上流の瀬に 玉の橋を渡し 下流の瀬に

  船を浮かべ置き 雨まじりに 風吹かずとも 風まじりに

  雨降らずとも 濡れる裳を 濡らす裳を 濡らすことなく

  いつまでもおいでくださいと 、玉の橋を渡す

      巻9-1764

 ・ひさかたの→枕詞

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★ くらはしの やまをたかみか よごもりに

   いでくるつきの っかたまちがたき

★ 倉橋の山が高いからか、夜の闇の中を

  のぼって 来る月が、心にかかってまちかねるこよ

    巻9-1763  沙弥女王

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