×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
PR
★ やすみしし わごおおきみの おおみふね まちかこふらむ しがのからさき
★ あまねく国々をおさめておられるわが大君の御船を待ち恋うているのだろうか・・・・・・
志賀の辛崎は
巻2-152 舎人吉年(とねりのきね)
前2首と合わせて、天皇の大殯(おほあらき)の時の歌・・・・と、あります。
大殯(おほあらき)とは、遺体を棺に入れたまま、埋葬までの間、安置しておく事だそうです。
葬る以前の復活を祈る儀式と書いてあります。
何か意味がありそうですね・・・仮死状態で息を吹き返すこともあるかもという、現実的な話か・・・
魂が迷わないように納得するための時間なのか・・・どちらにしても、現世からみれば、
復活がありえると信じられていた期間のようです。
★ あまねく国々をおさめておられるわが大君の御船を待ち恋うているのだろうか・・・・・・
志賀の辛崎は
巻2-152 舎人吉年(とねりのきね)
前2首と合わせて、天皇の大殯(おほあらき)の時の歌・・・・と、あります。
大殯(おほあらき)とは、遺体を棺に入れたまま、埋葬までの間、安置しておく事だそうです。
葬る以前の復活を祈る儀式と書いてあります。
何か意味がありそうですね・・・仮死状態で息を吹き返すこともあるかもという、現実的な話か・・・
魂が迷わないように納得するための時間なのか・・・どちらにしても、現世からみれば、
復活がありえると信じられていた期間のようです。
★ いえにあれば けにもるいいを くさまくら たびにしあれば しいのはにもる
★ 家に居たのであれば、器に盛って、お供えをするだろうに、旅をしているので、椎の葉に
盛って、神様にお供えをすることです。
巻2-142 有間皇子
この歌は、前回の歌と続いて詠まれています。
今から死を迎えようとする人間であれば、自然に、祈りというものが、心情にでてくるのでは・・・・
自分が旅先で椎の葉に盛って食べること、妻への恋慕・・・という説もありますが、私はやはり
ただの旅ではない「死へと向かうための旅」に対する、祈りのためのお供えだと思います。
いかがでしょうか??勿論、そこには妻への恋慕があって当然でしょうが・・それだけではない
無念の思いが深ければ深いほど・・この歌は祈りの歌であると思います。
★ 家に居たのであれば、器に盛って、お供えをするだろうに、旅をしているので、椎の葉に
盛って、神様にお供えをすることです。
巻2-142 有間皇子
この歌は、前回の歌と続いて詠まれています。
今から死を迎えようとする人間であれば、自然に、祈りというものが、心情にでてくるのでは・・・・
自分が旅先で椎の葉に盛って食べること、妻への恋慕・・・という説もありますが、私はやはり
ただの旅ではない「死へと向かうための旅」に対する、祈りのためのお供えだと思います。
いかがでしょうか??勿論、そこには妻への恋慕があって当然でしょうが・・それだけではない
無念の思いが深ければ深いほど・・この歌は祈りの歌であると思います。