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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ けころもを ときかたまけて いでましし うだのおほのは おもほえむかも

★ いつも着ている衣を解いて、時を待って狩猟にお出ましになられた、宇陀の大野は、

  いつまでも思いだされる事です

                                         巻2-191  宮の舎人

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★ あさひてる さたのおかへに なくとりの よなきかはらふ このとしころを

★ 朝日の照る佐太の岡べに鳴く鳥は、舎人の悲しみの声で、夜鳴きに変わっている・・・

   このごろすっと・・・・

                                           巻2-192  宮の舎人

舎人の悲しみの声と鳥の鳴声を重ね合わせています・・・

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★ はたこらが よるひるとはず いくみちを われはさながら みやぢにぞする

★ 農夫たちが、夜昼と言わず、行き来する道を、私はさながら宮への道のごとくに行くことです

                                         巻2-193  宮の舎人

これで、日並皇子(草壁皇子)の崩したまいし時に、心傷みて作れる・・・宮の舎人の歌23首、

全てです。

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★ つれもなき さたのをかへに かへりゐば しまのみはしに たれかすまはむ

★ 何のゆかりもない 佐太の岡べに来て、日々参上していると、あの島の御殿には、誰が留まり

  お仕えしているのだろうか・・・だれも、居なくて、荒涼としていることです・・・・

                                     巻2-187    宮の舎人

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★ あさくもり ひのいりぬれば みたたしし しまにおりゐて なげきつるかも

★ 朝空は雲に覆われて、太陽も隠れてしまっているので、皇子のお出ましになる島に下りて
 
  淋しさのあまり嘆きつつうずくまってしまう・・・

                                      巻2-188  宮の舎人

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