×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
PR
★ あられうつ あられまつばら すみのえの おとひをとめと みれどあかぬかも
★ あられ松原に あられが降る。
住吉の弟日という名の娘と眺めていると、いつまでも見飽きないことだ
長皇子(ながのみこ) 巻1-65
文武天皇が行幸されたときに作られた歌です。
旅をしている時は、その旅を通じての、望郷の思いと共に、必ず訪ねた地を賛美する歌
というのが、詠まれるそうです。
旅をしている地を、賛美する歌を作る事により、旅の安全を祈る意味合いがあるのです。
長皇子という人の事はよくわかりませんが、前に載せた、帰京の折に、久しぶりの夜を妻と
過ごした歌は、かなり艶っぽいですね・・・
■ よひに逢ひて 朝面無み 隠にか 日長き妹が いほりせりけむ
■ よひにあひて あしたおもなみ なばりにか けながきいもが いほりせりけむ