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★ あしへいく かものはがいに しもおりて さむきゆうへは やまとしおもほゆ
★ 葦べを泳ぐ鴨の羽の交差したところに、霜が降りて、寒さが身に沁みる夕べには
大和のことが、思い出されてならない。
志貴皇子 巻1-64
わかりやすく、偉ぶったところのない、それでいて、品のある志貴皇子の歌です。
政治の中心から離れて、でも、そこにいるのは、
あまり居心地のよいことではなかったと思いますが、
だからこそ、冷静で淡々とした、でも、繊細で柔らかな感性を感じます。
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