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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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さてさて、今日は、体調不良と仕事が重なり、2度も休んでしまった

万葉集の第一人者であらせられる、「中西進」先生の、講座の日。


本日は、絶対行くぞ!と、張り切って、横羽線は、絶対に夕方

三田あたりで、凄く渋滞するので、今日は湾岸線を突っ走って行きました。


風景も気持ちの良い事だし、今日は何だか、クラシックな気分・・・・

ドニゼッティのオペラのソプラノとテノールの二重唱に聞きほれながら、

無事到着!!やっぱり、湾岸線が空いてるわ・・・・


一気に、オペラから、1300年前の万葉集の世界へ・・・しかも

今日は大好きな大伴家持の講座です。


テーマは

「文芸の歴史の上での家持」です。

文学・詩・俳句に、勿論、和歌も好きな私にとって

興味深いお話でありました。


最近の、小説のお話にも、同感!!

泣く様な小説のお話になって、

まだ、私がクリスチャン的であった頃、

読んで泣いた遠藤周作の「侍」が

あります。

「 踏むがよい。お前に踏まれる為に
 
 私は生まれてきたのだ。」

と言う下りで、私はおんおんと泣きました。


この頃は、詩も八重重吉とかが好きだったなぁ・・・・


秋の日の ヴィヨロンの 

ためいきの 身に沁みて 

ひたぶるに うら悲し    上田敏

・・・・・

楽しく実のある、講座はあっという間に過ぎました。

家持は、和と漢の教養を示すというお話にも

引き込まれました。

そうすると、私は「和と洋」か、なんてね・・・・

まだまだ、教養の「き」の字もいきません。


帰りは、また、湾岸線をぶっ飛ばして、

今度は、ショパンのノクターンとマズルカ・・・

アシュケナージの演奏は、おりこうさんすぎて

いまいち、食い足らないけれど・・・

帰りの音楽としては、落ち着いていいなぁと

思っていたところに、

突然、ラベルのボレロが・・・・


これは、ハイウェイを運転する時に聴くのは

良くない!!」絶対に良くない!!

止むことなくひたすらなり続ける、ティンパニーの

たんたたた たんたたた たたたた

の、リズムが否が応にも、テンションを上げてゆく・・・


最後の、パーカッションの盛り上がりにいたっては

事故を起こすかと思いました。

あ~今日も、充実した一日でしたわ。

おやすみなさい・・・ペコ



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