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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★にきたつに ふなのりせむと つきまてば

   しほもかなひぬ いまはこぎいでな

★熟田津で、船を出そうと月の出を待っていると、

 潮の具合も丁度良くなった。さあ、今こそ漕ぎ出でようぞ

   巻1-8  額田王

新羅征伐の為に、朝鮮の百済が、日本にお手伝いを頼んできた。

それで、27000の兵を率いて、月を見ながら、出発の時を

待っていた。月を見ながら・・そして、いよいよと言う時に

額田王が歌った歌。

凛々しくて、高貴な歌です。

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★ あゆのかぜ いたくふくらし なごのあまの

   つりするこぶね こぎかくるみゆ

★ 東の風がひどく吹くらしい。奈呉の海人の小舟が

  高波に隠れながら漕いで行くのが見える

        巻17-4917 大伴家持

東風を「こち」ともいうけれど、あゆのかぜなんて、とても

おしゃれですね。

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★いはせのに あきはぎしのぎ うまなめて

     はつとがりだに せずやわかれむ

★石瀬野に秋の萩を折り伏せ、馬を並べて最初の

 鷹狩りさえせずに別れるのでしょうか

       巻19-4249  大伴家持

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★ あしひきの やまのもみちに しづくあひて

    ちらむやまぢを  きみがこえまく

★ あしひきの山の黄葉が雫に濡れて散る山道を

  あなたが越えることです。

       巻19-4225  大伴家持

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★ あしひきの やまのこぬれの ほよとりて

    かざしつらくは  せんねんほくとぞ

★ 山に生えていた木の梢から、ヤドリギを取って

  髪に挿したのは、皆々の千年の長寿を祝してのことである。

       巻18-4136   大伴家持

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