この事を信じるか信じないか・・・

そんなことは、どうでもいい。

私も、今となっては夢かも・・・と、思うのだから・・・


でも、とにかく私の人生はそこで、大きく変化した事

だけは、間違いが無い。


娘の酷いいじめが始まってから、ありとあらゆる事が起きた。

多分、その事のせいではなく、その事がきっかけで

私は、抑うつ症、不安神経症、パニック症、対人恐怖症

を併発したのだった。私の深層心理に内在していたものが

全て表面化したと、今では思っている。

彼女も、辛かったであろう。


夜眠れない・・・体が、ぎしぎしときしみ、音を立てて固まっていくのが

解った。恐ろしい夢をみては目覚める。

一秒が過ぎていくのが、辛かった。本当に辛かった。

お手洗いにも、行けない・・・・


そんな私を支えたのは、やはり音楽だった。

そして、絵画であり、文学であった。


ある夜、ふと目覚めると、隣に誰かが寝ている。

不思議な感覚で、その人の顔を見ると、

それは、「私」だった。

驚きもしなかった。


体がとても楽で、そのまま

「私」から、離れたかった。

あまりに、楽だったから・・・・


すると、頭？の上のほうで、なにやら

会議みたいなものが始まっていた。

「死ぬって言ってるよ」「困ったね」

みたいな、感じであっただろうか・・・


なんとなく、何人かが、私の何かを

抱えた。「私」に戻されたような感じだった。


その後の日々を、どう過ごしたのか、

よく覚えていないのだが、「私」は、

横浜のヤマハの楽譜売り場にいた。


チラシラックがあり、いくつかのチラシがあった。

その中から、「私」は聞いた事も無い、歌手の

名前を目にした。藤岡宣男と書いてあった。

カウンターテノールであった。


他の、クラシック的なチラシに混じり、

ひっそりと、そのチラシは、ラックに置かれていた。


それが、「私」と「師　藤岡宣男」との出会いだった。

[0回]

半年の、海外戦没者追悼慰霊、また衣服支援

・食糧支援・学用品支援の、停止期間の後、

昨日より、再開！

（尚、国内追悼慰霊・衣服支援は継続しておりました）


予算削減の為にいつもの格安航空で、フィリピンの

バコロドに行くのに、台北で乗り換え、マニラ到着。


国内線で、バコロドへ到着。


出発が、日本時間の朝6時でした。


到着の電話を今か今かと、待っておりましたが、

日本時間で、電話を頂いたのが、夜10時過ぎ。


向こうは約一時間の時差がありますから、

夜9時過ぎ、代表の声は草臥れて、話す事も出来ず

到着のご連絡だけ頂きました。


やはり、飛行機の乗り継ぎというのは、

かなり体力的にきついようです。


しかし、「国際ボランティア　テラの会」の活動が

再開されたことは、私にとっても喜びです。

ゆっくり、休まれて、体力の回復の後に

活動を始められてください。

体あっての、活動です。

とにかく、無事のご到着何よりでした。

[1回]

毎月、東南アジアへ、戦没者追悼慰霊と、衣服支援・食糧支援

・学用品支援を行っていた、「国際ボランティア　テラの会」

資金が底をついてしまった事、代表が重たい荷物の持ち運びで、

足を痛めてしまったことなどで、国内支援は行っていたが、

海外支援は控えていた・・・が、今月13日より、

フィリピンのネグロス島のバコロド、

パナイ島のイロイロに向かうことになった。

嬉しくもあり、心配でもある。

理事としては、不出来だが、心から応援している。

気をつけて、行って来て下さい。

笑顔に満ちた、けれど、とても厳しい現実を

リアルタイムで届けてください。

同じアジアの国、日本の為に・・・

[1回]

よく、聴きにいらしてくださるお客様から、

事務所のほうに、留守電が入っていた。

「案内のチラシを置く所に、よく行きますから

わざわざ、送って頂くお手間を省いてください」

とのことだった。

お気遣いが嬉しい。

いつもチラシは一枚も無駄にしたくない、

と思っている。

コンサートにいらっしゃらなくても、

チラシを手に取って、

活動を知っていただけるだけでも

嬉しい。それは、万葉、万葉集、

と言う言葉が、少しでも身近なものに

感じていただきたいからだ。

もし、私のコンサートにいらっしゃらなくても、

万葉集に興味を持ってくださることは、

とても嬉しい・・・・私も大好きな万葉集だから

[1回]

物騒なお話で申し訳ないけれど、

この事件は、

まさに今、私達の身近な問題だと思う。


村社会の独特の良い所、悪い所、

全てを持ち合わせていた日本の

一般庶民の世界・・・（お金持ちの事は

わからない・・・お金持ちでないので・・

・・お金持ちの知り合いを見ている限りでは

見栄とプライドが全てに優先されるように

見受けられる）

一般庶民の世界は、おかしくなった。

それぞれ孤立化した。

教育は競争と化した。

脱落者は未来を諦めた。

そして、学校ではもっとも大切な

日本人の大和心を教える

授業は省かれていった。

先生に道徳心がないため

道徳の授業は充実しない。


私は、実際に高校の教壇に

11年立っていたので、よくわかる。

中学校でも教壇に立った。

二人の子育てで、自分の子供が

とんでもないいじめにあったので

いまごろ社会問題になっている

いじめの事もよぉく解る。

教師のいい加減さ、

対面ばかりの学校の対応、

責任逃ればかりの責任者の対応

そして、子供の数が少なくなって

真っ先に削られるのが、

情緒を育てる・・・芸術関係の授業である。


こういう社会の中で育てられた

子供が大人になり、子供を生む・・

当たり前の情緒が欠落し、

親が望まぬ学校に行き

コンプレックスの塊となる。

でも、人並みに結婚する。


情緒が育てられていないので、

母親としての愛情も自然に

育たない・・・

出来ない勉強ばかりさせられて、

感情のコントロールが上手くできない。

殴り始めると、自分で止めたくても

止められなくなるのだ。

青春期に、普通にそれなりの暴走を

していれば学ぶ事を、学んでいない。

書きたいことは山ほどあるが、

一番気になるのは、生まれて初めての

人からの愛情を注がれべき、母と子の関係が

このような、悲劇的な形で終わったとき、

その子の魂は、どうなるのだろう。

そのこは母親に殺されるために生まれてきたのか・・・

深く、胸が痛む。

[1回]