忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[84]  [85]  [86]  [87]  [88]  [89]  [90]  [91]  [92]  [93]  [94
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
本日は、寿町の衣服支援のお手伝いをした。

今ではもう顔なじみなった人がいる。


前回行った時に、

「待ってたよ」と言われた車椅子のおじいちゃん・・

普通のズボンではなくて、ジャージーのズボンじゃないと

脱ぎ着がしにくいから・・と言う。

それが、普通のズボンはあるけれど、ジャージーと言うか

パジャマのズボンのようなものは、意外に無いのです。


世の殿方は、背広は何着も持っているけれど、

自宅でくつろぐお洋服は、少ないみたい。

それに反して、女性の衣類の多さったらない。

倉庫一杯分、全部女性物、もう一つの倉庫は

男性、子供、学用品、その他・・・と言う状態である。


女性がおしゃれ好き、買い物好きなのは、悪い事では

ないけれど、改めて、認識させられた。


家で着る、ゆったりしたズボンやトレーナー、重宝します。

捨てずに洗濯して、大切にしまって置いてください。

今のところ、収容能力を越えてしまったので、

また、減ったら、テラの会ホームページでも、

理事である私のホームページでも告知を致します。


今日は、いつもの方が、いらしゃらなくて

新しい方ばかりで、少し戸惑いましたが、

その内に、また慣れることでしょう。

拍手[1回]

11月5日(月)に、横浜山手イギリス館にて、

「第23回 万葉のこころを歌う 辻 友子 リサイタル」

を、開催いたします。

万葉集を、オリジナル楽曲でというだけでも、

日本に類を見ないのに、ショパンのノクターンと

組み合わせで聴けるなんて、どこにもないコンサートです。 

ノクターンの語源はラテン語で、Noxから派生し、修道院で

行われる晩祷のことを言うそうです。まぁ、夜の瞑想と言うか

黙祷というか・・・・それが、サロン音楽と結びついて、ノクターン

と言うジャンルが形成されたようです。


ショパンは、ノクターンを、作曲全般の時期に渡って作っているので

ショパンの作風を研究する上でも、ノクターンと言うジャンルは

重要です。


また、聞き覚えのある曲が多いのも特徴ですね。

万葉集では「ぬばたまの夜の月かな・・・」・などと

申しますが、ショパンにとっての夜想曲は、どのような

想いであったのか・・・比較してみると面白いかもしれません。


どちらにしても、どこででも聴けるコンサートではありません。

楽しみにいらしてくださいね!!

拍手[1回]

日本は、近代西洋を(ヨーロッパとアメリカ)を「進歩」の

文明と信じてその文物移入に努めて来ましたけれど、

ほかならぬこの西洋は、18,19世紀の前後300年間ほどに

途方も無い数の黒人奴隷を両大陸間で売り買いした文明でも

ありました。その間、アフリカから拉致売買された黒人の総数は

1500万人に上るであろう、と言うのが、現在、最も権威ある

西洋側の専門家達の定説になっています。

20世紀の初めに至るまで、全欧米の諸国家は「人道的・・・

文明的・・・全能の神の御名により」を謳い文句に、実際は

奴隷制度の黙認に過ぎない合同規約ー南ア連邦のアパルトヘイト

に至っては、事実上の廃止まで、実に1993年まで待つ必要が

あったのです。

「アパルトヘイト」とは、「アフリカ収奪の最暴力的、最長的形態」

といわれた、黒人への徹底差別政策の事です。ポルトガル人・

新教徒系フランス人・他のヨーロッパ人によって、20世紀後半に

至るまで繰り返し法令化され、それによると、土地の92パーセント

余りは白人のもの、そのわずか残余が黒人のものに過ぎないとされ

黒人は都市区域から完全追放、また、人口増加を恐れて、白人との

性的関係まで、禁止されるというような、非人間的扱いでした。

この悪夢のようなアパルトヘイト法が、廃止と決まったのは、

ようやく、1990年(平成2年)のことです。そして、その事実上の

廃止まで、さらに3年間待たねばなりませんでした。

       -祈りの御歌より抜粋ー

拍手[1回]

アンゴラの首都(ルアンダ)にしても、20世紀初め

-1904年ーに至っても、まだ次のような信じられない

光景が展開していたのです。


「目の前の平原の木には、そこにぶらさがった手かせ足かせ

 に黒人奴隷たちが、一面にくくりつけられている。次の人間貨物

 を船積みして帰ってくるときに、まだ、こいつらを使えるだろうとの

  奴隷商人たちの魂胆である・・・・・」

ある西洋人のジャーナリストにリポートされた、この地獄絵は、

さすがに先進諸国にスキャンダルを巻き起こしたと言われますが、

驚くのはまだ、早すぎます。

ここでの、奴隷制は第一次世界大戦後まで、廃止される事は

なかったのですから。現在、アンゴラ共和国と呼ばれるこの国

そのものが、このような苛酷な収穫によって、ただの「飢えの国」

と呼ばれるまでに崩壊してしまっっていたのです。

第2次世界大戦後、ヨーロッパを宗主国とするアフリカ諸国は

共和国として一応、独立はしたものの、その後もなお、豊富な

天然資源を求める諸大国の利害と結びついて、明日なき紛争の

拡大に苦しみ続けています。

          -祈りの御歌より抜粋ー

拍手[1回]

★ まどあけつつ ききゐるにゅーす なんアなる

    あぱるとへいとほう はいされしとぞ

              美智子皇后陛下


アフリカにおいては、何千年間というものの、賢者によって

知恵が語り継がれてきました。また、賢者のみが

真に語る力というものをそなえているとされてきております

アンゴラにおいても、口伝は、記述聖典と同格の厳しさを保ち

ことば(パロル)は神聖とされてきました。

ブラック・アメリカでは、実用文字がシステム化されなかったために

かえって、パロル文化、すなわち「豊饒の聖言」を大切にしてきた

とも言えるでしょう。


日本の和歌も、それが文字によって書き留められる以前、上古の昔に

すでに音によって歌われ、文字が出来てからも歌われ続けてきました。

宮中での歌会始は、その生ける伝統の素晴らしい継承をあらわして

いるのです。

ヤマト民族ー古代日本民族の名ーの古い古い感情が、いまなお

そのなかに息づいていると感じるようになりました。

                   -祈りの御歌より抜粋ー

拍手[1回]

カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]