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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ あきのたの ほたのかりばか かよりあはば そこもかひとの わをことなさむ

★ 秋の田んぼの穂の刈り場で、こんなにも愛し合ったならば、そのことで私は噂になるでしょう

                             巻4-512  草嬢(くさのおとめ)

村娘という説もある。

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★ おおはらの このいつしばの いつしかと あがおもふいもに こよひあへるかも

★ 大原のこの神聖な厳柴(神聖な柴)ではないが、いつになったら逢える事かと思っていた

   愛しいあの人に今夜逢えたことです。

                             巻4-513  志貴皇子

村娘の田んぼでの恋愛の和歌の後に、志貴皇子の恋歌が並びます。万葉ならではの事です。

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★ わがせこが けせるころもの はりめおちず こもりにけらし あがこころさへ

★ 私の愛しい方にお着せする着物の、針目の一つ一つに私の心が入り込んでしまうようです。

                                巻4-514  安倍女郎

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★ ひとりねて たえにしひもを ゆゆしみと せむすべしらに ねのみしそなく

★ 独り寝をしていて、取れてしまった紐が不吉な予感がして、どうしてよいのかわからず

   声を上げて泣いていることです。

                        巻4-515    中臣朝臣東人(なかとみのあそみあづまひと)

安倍女郎に送った歌です。

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★ かむきにも てはふるといふを うつたへに ひとづまといへば されぬものかも

★ 神木でさえも手は触れるというのに、ただもう人妻だといえば触れられないものでしょうか?

                          巻4-517     大伴安麻呂
我が持てる 三相に搓れる 糸持ちて 付けてましもの 今そ悔しき
お友やん (2010年8月29日 20:19) | コメント(0) | トラックバック(0)

★ わがもてる みつあひによれる いともちて つけてましもの いまそくやしき

★ 私が持っている三本に縒っている丈夫な糸で縫い付けておけばよかったものを、今になって

  悔やまれることです。

                         巻4-516  安倍女郎

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